星空の 谷川俊太郎 質問箱

星空の 谷川俊太郎 質問箱

著者:谷川俊太郎
発行:2018/01
ほぼ日

表紙の美しさに一目ぼれ。
満天の星空が、見渡す限りに広がっている深夜の道は、夢の世界だ。
トンネルから抜け出た赤いトラックは、夢を運んでいるのだろうか。
世界のすべては質問からはじまる。
広い公園の芝生の上に寝転んで、お星さまに質問してみたいな。
少年のあの日の頃のように。
な~んて気にもなるってもんです。

 

読んでいて 心にぐっときた部分

質問8-答より まず「孤独死」というようなマスメディアが作ったコトバをココロから追い出してしまうことですね。人間はみなひとりで生まれてひとりで死ぬわけだから、孤独は死につきものです。死は万人に平等だと思っていれば、どんな死に方をしても人と一緒だと思いませんか?特別な死なんてないんです。(中略)もっと野放図に生きることを楽しむ方法を見つけてほしいなあ。(P29)

質問13-答より 悔いなく生きるには、すべてのことをそのときその場で、一所懸命に自分の能力いっぱいにやることだと思います。でもね、何一つ後悔せずに死ぬ人がいるとしたら、その人は聖人か極悪人のどっちかじゃないかなあ。(P41)

質問15-答より  なりたい大人が見つからなかったら、とりあえずいい大人、自分のことより、人のためになることを考える大人になろうとするのがいいと思う。そうするとね、顔も人に好かれるようないい顔になるんじゃないかなあ。(P49)

質問18-答より  あのね、理想ってのはあり得ないからこそ理想なんだよ。実現するはずのないことに向かってあせらず一歩一歩生きていく、その方向性にエネルギーがあるんだと思う。(P77)

質問30-答より あのね、自分の寂しさにかまけていると、寂しさはなくならないよ。そういうときは他人のために何かするんだ、ボランティアでもアルバイトでも。そうやって自分を他人とシャッフルして忙しくする。人間てエゴイストの一面もあるし、人のためになることが嬉しい一面もあるんだよ。(P83)

質問31 ぼくはおっぱいがだいすきです。おっぱいのなかにはしあわせがつまってるとおもいます。谷川さんはなにがはいっていると思いますか?(ともくん6歳)
谷川さんの答 ともくん、いいこと言うねえ!ぼくはおっぱいのなかには、しあわせといっしょに生きるちからがはいっていると思います。(P85)

(2018年の 8 冊目)

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