恋は雨上がりのように8
著者:眉月じゅん 発行:2017/07 小学館
恋雨の8冊目です。
セリフのないシーンがすごい。
心が切なく揺り動かされてします。
17歳の高校生の女の子と、
45歳の子持ちバツイチおじさんとでは、
時間の密度も速さも違うかなと思うけど、
現実を見つめ直すのに格好の組み合わせ
なのかなぁと、不思議と思えてきました。
真剣に精一杯生きてきた人は、
ときには道に迷ってしまう事があっても、
新たな出会いで道が切り開かれることも、
あるんだろうなと思います。
時間は戻らない。元には戻らない。
止めることもできない。進んでしまう。
決めて、決めたことを正とするしか・・・
なんて迷える子羊?は思ったりもする。
( ´艸`)
(2018年の54冊目)