お墓参りと母の日ポタリング

5/5 はこどもの日、小さなお子さん連れが羨ましいこの頃です。すぐに大きくなっちゃうぞ~。

さて、11:15頃、愛機Dwarf galaxy号(BS スニーカーライト SNL163)で出発!

いつもの多摩サイを羽村の堰からのんびり巡航。

12:15頃、青柳の西友で墓前に供える切花と線香を買う。

12:40頃、義父の眠る羽衣町の光西寺へ。先程買ったお花を供えて線香を焚いてご挨拶とお祈り。

僕が仕事で大変世話になった人もこの光西寺に墓があると聞いていて、ふと真後ろを振り返って目に入った墓誌を読んで・・・とても驚きました。義父の墓の真向かいに僕がお世話になった方の墓がありました。

なんという偶然でしょう。地元の寺でもなくて、おなじ寺というだけでもすごい偶然なのに、なんと真向かいに墓があるとは・・・奇跡的な偶然です。この偶然、僕はとても嬉しくなりました。急ぎ先程花を買った店に行き、お花を買ってきてお供えして線香を焚いてご挨拶とお祈りをさせていただきました。

これからもがんばっていける元気を貰ったようで!ありがとうございます。

13:40頃、祖母の眠る羽衣町の正楽院へ。お花を供えて線香を焚いてご挨拶とお祈り。

お墓参りってのもいいもんだね。ふと、そう思った。

立川競輪の東側を北上。マンションのガラス戸に写った愛機と僕。こうしてみると小さい自転車だね。面白い。

母が育った祖母の旧宅があった曙町界隈をウロウロしてみる。通称ハーモニカと呼ばれた旧軍の官舎跡地。現在もすぐ裏に陸上自衛隊の施設がある。子供の頃によく来て近くの銭湯に行ったけど、当時の街の面影はもうないな~。

ウロウロしてるとき、素敵な家に遭遇。かっこいいね。昭和だぜ。

すい~っと抜け、14:25頃、幸町の山田うどんへ。定番のかき揚げ丼セットの冷やしタヌキそば!美味しいね。

道向かいのお花屋さんへ。母の日だよね。

14:55頃、義母宅へ。不在につき玄関先へ置いておきます。

15:15頃、玉川上水沿い、上砂町四丁目付近、切り株。この辺りは僕が少年時代を過ごしたところで、樹齢も相当な大銀杏がありました。ギンナンを拾っている人がたくさんいたなぁ。切っちゃったんだなぁ。

僕が育った懐かしい貸家を横目で見ながら、僕のささやかな故郷を通り過ぎます。

15:55頃、お墓参りと母の日ポタリング、無事帰宅しました。

35キロほど走りました。

4月の自転車走行距離

Ambience号 ’14 ALINCO AFB4309:518km
Dwarf galaxy号 ’13 BS スニーカーライト SNL163:109km
計:627km

4月も毎日漕いでいます。
一日一回は必ず漕ぎます。
忙しくても必ず漕ぎます。

僕は狩猟民族的ではなく、
農耕民族的だと思います。
どか~んと行くのでなく、
毎日コツコツという感じ。

休むときは長期に休んで、
やるときは集中的にやる、
というのに憧れるけれど、
コツコツしか出来ないや。

多摩サイ左岸を羽田まで走る

4/29

晴れたり曇ったり雨が降りそうな微妙な天気ですが・・・。

10:45頃、愛機Dwarf galaxy号(BS スニーカーライト SNL163)で走り出します。

今日は多摩川沿いを下って羽田を目指すけど、狛江付近もずっと左岸を進もうと。ダートが出現したら舗装路に迂回し、土手道が途切れたら担いでいこう!

11:00頃、北田園のファミマで遅い朝食。定番のシーチキンマヨ巻き寿司 と たまごのコッペパンがあって良かった。品切れで何故かいつも残ってる納豆巻きを見ると、シーチキンマヨをもっと仕入れてくれよ・・・と心の叫び・・・納豆巻きはイラナイっちゅうの(笑)。駐車場の隅っこの縁石に腰掛けていただきます。おっさん的には自転車があるから出来る行為・・・自転車サイコー!

11:15頃、ファミマを出発。法務局そばのロータリー?内の朽ち果てそうなベンチには座らず、スマホの天気予報を見ると大丈夫っぽい。すぐに多摩サイに戻って、のんびり巡航。

人は少なめ。まあまあ走りやすい。小さな子供も歩いているこんな狭い道で、すっ飛ばしてる〝暴走老人&予備軍〟(むしろ若者の方がマナーがいい?)に気をつけるぐらい。

ファミリーやカップルのせっかくの楽しい時間を台無しにしないように、楽しさを共有できるような ゆとりある走り も楽しみのひとつ。

先週よりも調子いい走りで漕ぎが軽く、脚力がついたのかと思ったら、ただ風向きで押されてただけだった(笑)。

12:15頃、多摩川左岸の四谷の辺り、府中市西府用水下堰水門之跡の石碑。

河川敷には小さな水門跡も残ってる。砂利採取などで川床が下がったね。

そのすぐ先、

12:20頃、いつもは気にしてなかったけど、五本松っていうらしいね。

いろいろあるね、由来が。

12:30頃、そういえば、旧関戸橋って解体中。昔はよくよく通りました。お世話になりました。鎌倉街道・・・多摩ニュータウン(永山)のオトモダチは元気かな~。

13:20頃、Casa BRUTUS に掲載されていた スタジオCY の設計による Tamagawa Cozy に偶然遭遇。雑誌を見て印象に残っていたのですぐに気づきました。素敵な自宅兼仕事場だね。実物は写真よりも、更にカッコよかったです。

13:25頃、久しぶりにここを通った感がある、古い車が置いてある車屋さん。

13:30頃、鉄塔のレトロな柱脚。これまた懐かしい。

多摩川二子橋公園の付近は、相変わらず土手上の道は、下で交差する公園へ入る道で途切れてました。一旦土手下へ降りてまた上がります。すれ違うご婦人から、「この先自転車で行けますか?」と尋ねられたので、「羽村から来ました」と言ったら笑ってましたよ。だよね(笑)。

14:05頃、土手沿いの草花が美しい。

対岸には武蔵小杉のタワーマンション群が見える。夜は綺麗だろうね。

14:25頃、三階建てというか小屋裏というか、トンガリ三角形が、頑張ってるね。中はどんな部屋なのかな。

美しい多摩川のカーブと西六郷のマンション群を望む。

14:45頃、六郷水門。昭和6年(1931)完成ですって。下を小舟が潜ります。面白いね。

14:50頃、左は高速大師橋、右は大師橋、ここは羽田の渡し跡。

15:05頃、とりあえず、多摩川河口といってもいいかな。

左向こうは羽田空港、右は五十間鼻無縁仏堂でお参りしてきました。

羽田空港を望む。

15:10頃、旧穴守稲荷神社 大鳥居。

空港方面に少し走って、でも天気が微妙だし、夜は用事があるし、引き返してきました。

15:35頃、大師橋上。なかなかダイナミックな橋だね。

川崎・堀之内の華やかな街並みを突っ切る。寄り道はしないよ(爆)。

16:00頃、川崎の吉野家で遅い昼食。牛丼並・玉子・味噌汁、美味しかったよ。バイトのお姉さんも接客GOOD。さすがだね。

16:15頃、JR川崎駅に到着。

折りたたみまして、輪行袋に収納して、電車に乗って帰ろう。

南武線の車両の最前部の座席に座って、ほっとする。輪行袋の手提げを握りしめながら、リュックを抱きしめて、爆睡?

17:45頃、立川駅の青梅線ホームの立ち食いそば屋さんで、定番のコロッケそばをいただく。美味い~。

青梅線の車両の最後尾の座席に座って、ほっとする。輪行袋の手提げを握りしめながら、リュックを抱きしめて、爆睡?またかよ(笑)。連日の激務・・・ご容赦ください。

18:55頃、帰宅しました。

楽しかった~。

だいたい63km程、走りました。

前川國男邸復元工事報告書

前川國男邸復元工事報告書
編集:江戸東京たてもの園
発行1999/3

建築家の前川國男さん(1905-1986)設計の建物で、僕はこの前川國男邸が一番好きです。

大昔、二十歳そこそこの頃に雑誌かなにかでモノクロの写真で初めて見たときに、飛行機の格納庫みたいでかっこいいな~というのが第一印象。

それ以来、僕にとってはカッコイイ格納庫建築なんです。

建築家の清家清さん(1918-2005)曰く、「住宅は生活の格納庫」とテレビ番組かなにかでおっしゃられていたのも僕にとって影響していると思いますが、前川國男邸=格納庫なんです(すいません)。

江戸東京博物館で実際に建物に入ったとき、明治村のフランクロイドライトさん設計の旧帝国ホテルの玄関に入ったときのような感動を体験しました。凄い建物だ・・・と、固まってしまいました。そしてやはりこれは格納庫だと、それもとびきりの。

正しく建築を勉強された方からはお叱りの言葉をいただきそうですが・・・。

建物見学をされていた一般の年配のご婦人が「なんて素敵な建物なの~!」って感動されていましたが、まったくもってその通りだと。

本文中、建築家の大谷幸夫さん(1924-2013)が、座談会のなかで、「この建物が傑作なのは、前川先生が、この建物を三浦美代さん(妻)に捧げようとしたからだ。」(P80)とあったけど、とても素敵なエピソードですね。

(2019 年の23冊目)