吉祥天女

吉祥天女 4
著者:吉田秋生
発行1984/10
フラワーコミックス(2019年の60冊目)

巻末に 子どもの食卓
    (1983年度作品)

    カーニヴァルの夜
    (1982年度作品)

    ひとりぼっちのあいつ
    (1981年度作品)

の短編が3作、収録されています。

吉祥天女 3
著者:吉田秋生
発行1984/7
フラワーコミックス(2019年の59冊目)

吉祥天女 2
著者:吉田秋生
発行1984/3
フラワーコミックス(2019年の58冊目)

吉祥天女 1
著者:吉田秋生
発行1983/10
フラワーコミックス(2019年の57冊目)

序章から、静かに、背筋に冷たいものを感じながら・・・この不気味さ、痺れますね。女性の心の奥底の闇の怨霊と天女、弱さを逆手に取った強さ、逆境に順応するしたたかさや割り切り、などなどを、身近な女性と対比しつつ、読ませていただきました。ああ、女性は偉大なり、神なり、雷⚡。

徐々に面白くなってゆくストーリー展開は見事。もっと読みたいのに・・・というところでスパッと終わるのも、余韻が残っていいですね。

古い作品ですが、僕にとっては今だからこそ楽しめる作品です。

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