マンガでわかる地政学
監修者:茂木誠
マンガ:武楽清+サイドランチ
発行:2019/9 池田書店
(2019年の66冊目)
仕事で移動の途中に寄ったコンビニで、電車で読むのにちょうどいいやと買ってみた本。
地政学の初歩の初歩の初歩に、面白いんじゃないかな。
いい大人も、恥ずかしいけど知らないこと、たくさん出てます。
日本人は、韓国を目の敵にして、アメリカや中国やロシアに小さくなってる場合じゃないっての。
韓国人は、日本を目の敵にして、アメリカや中国やロシアに小さくなってる場合じゃないっての。
マスコミ、騒ぎすぎ~、煽りすぎ~。
でもね、隣同士の国って、仲悪いのが普通だから。だって、歴史をひも解けば、戦争ばかりだからね、どこの国同士も。歴史認識が~なんて始まると、世界中の国同士で大変なことになってますから。
日本と韓国が揉めてるのは、世界的に見ると普通のことだから、落ち着きましょう。
なんてことが、マンガで分かりやすく、書いてあるかな~。
特に印象に残ったのは、
「国家の行動原理は生き残りである」「隣国同士は対立する」「敵の敵は味方」(P3)
常に強国と手を結ぶことで生き残ってきたというしたたかさを持つのが朝鮮民族(P91)
過酷な環境で生き延びるため、常に近隣の大国の顔色をうかがい、最強の隣国を選んで積極的に従属し、その国が衰えてきたらさっさと別の大国に乗り換えるという「コウモリ外交」を続けてきたのが半島国家です。アメリカの衰退の兆しが現れ始め、韓国の朴槿恵政権が猛然と中国にすり寄っていたのは、彼らの本能です。(P94)
「永遠の友も、永遠の敵もない、あるのは永遠の利益のみ」(P107)
国際関係では、「他国どうしの紛争は大歓迎!」(P117)
なんてところでしょうか。
よかったら是非、空いた時間に読んでみて!