ハゲタカⅡ(上)

61:ハゲタカⅡ(上)新装版
著者:真山 仁
発行:2013/10〔2007/3(2006/4刊行)〕
講談社文庫

ハゲタカの続編です。

1年間の海外放浪から帰還して、
ゴールデンイーグルが再始動します。

真夜中の東北道を、GT3は疾走していた。
(中略)結局、あの時代から今も変わらず残っているのは、このGT3だった。
(中略)白樺林を抜け、山道のうねるようなカーブを何度か過ぎると、全てが荒涼とした戦場ヶ原が見えてきた。この荒涼感こそ、今の鷲津が何より欲した世界だった。
鷲津は三本松茶屋の駐車場に車を滑り込ませると、まずオーディオを切った。そしてしばらくエンジンをアイドリングさせながら、静かに目を閉じた。(P324~333)

くぅ~・・・カッコイイ~、ポルシェが似合いすぎ~。

日本も捨てたもんじゃない・・・・・・。
芝野は、この光景を見て思った。そして居住まいを正して立ち上がった。
いよいよ俺自身の起死回生が始まる。(P391)

ターンアラウンド・マネージャーの復活。
NHKドラマの名言は、ここからきたのね。

再始動って大事だよね。
人生、長期に休むときだってあるさ。

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