戸吹城跡(二条城址)

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左入城址を後にして、戸吹城跡に向かう。
別名は二条城・根小屋城とも言われます。

八王子市側より、案内板に誘導され、
16:10頃に現着。
やはりというか駐車スペースはなし。
( ´艸`) 昔来た時もそうだった~。
他人様の家の前に置くわけにもいかず、
小川の橋の上に置かせていただきました。
_(_^_)_
せいぜい3機が限界でしょうか。
(車は置く場所が見当たらず)

裏庭の通路のような散策路を歩いてゆく。

地図下側の建設会社から北に歩き、
そこからすぐに城域に入ります。

山歩きに不慣れな私のような人は、
特に単独ではあきる野・八王子市境まで。
(地図上の点線まで)
その北側は45度~80度の断崖で、
比高差は70mぐらいはあります。
北曲輪に繋がる尾根は崩落しており、
散策で行くのは極めて危険で無謀です。

北曲輪は北に向かう四本の尾根の付根で、
そこから南に逆T字形の縄張のようです。

東京都教育委員会の『東京都の中世城館』
という本によると、
西へ向かう市境の散策路は古道で、
この古道に対応して築かれたようです。
(縄張図は本に出てるけど転載禁止で
 ざっくり航空写真のとおりですね)
自然の地形を巧みに利用しつつ、
幾本もの土塁や空堀で防御されています。
築城時期は武田軍が侵攻した永禄12年
(1569)頃との説があるようです。
少数の守備兵で敵を抑える目的の城で、
ごく短期間の使用であったようです。

城跡中枢へ向かう一本道。

尾根南側の掘平地。

案内板は地図上の二条城表記の辺りです。

小さなお宮が祭られています。

お宮裏は土塁です。

土塁の北側はV字の空堀で、

その向こうは断崖絶壁です。

遠くにあきる野の街並みが望めます。

木々の向こうの斜面は80度はあるよ~。
その上の細尾根は北曲輪に繋がっている。
落ちたら・・・誰も通らない・・・。

あきる野側に移動します。

サマーランドの駐車場から城跡を望む。
北曲輪の尾根の形状がわかります。

秋川の北側より戸吹城跡の全景を望む。

戸吹のジモティーの人々は、
北条さんの厳しい命令で、
築城に総動員されたんだろうなぁ~。
でもって武田の来襲に備えて、
その後の上杉・前田来襲はどうだったか。
民百姓は辛いよね。

乱世で生きるのは大変だ・・・。

ふとそんなことを想いながら・・・。

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