5/28(日)、
11時45分頃に自宅を出発、
奥多摩湖畔で小休止して小菅村へ。
道中、懐かしい かどや旅館さん前にて。
13時30分頃に小菅城下に到着。
スカーレット号の駐機場所を探すと、
箭弓(やぎゅう)神社脇に場所があり。
有難いことに小菅城の案内板があり、
遺構の様子がわかるようになっています。
上の地図と比べると、
東西方向に新しい道が一本走っています。
まずは箭弓神社に参拝してから城内へ。
入口は神社北側に整備されています。
(少し風化で荒れていますが)
西斜面の山道を登ると、
自然地形を利用した小さな山城(砦)の
全容が徐々に伝わってくるようです。
図の一番西寄りの堀切。
図の中央左寄りの大きな堀切。
図の中央の堀切。右の斜面上が主曲輪。
北側帯状腰曲輪。右の斜面上が主曲輪。
東側帯状腰曲輪。左の斜面上が主曲輪。
南側帯状腰曲輪を登ると斜面上が主曲輪。
戦国時代当時は、斜面は急で堀切は深く、
上は板塀等で囲われ下は隠れ場所もなく、
上から準備された矢や石礫が降り注ぎ、
近づく敵には槍がエイヤと突き出され、
簡単に登れる場所ではあり得ず・・・。
僕なんか秒殺でしょうな ( ´艸`) 。
主曲輪には小さな祠が祭られていました。
参拝してから小さな山城で小休止です。
いつもの言わせて、「兵どもが夢の跡」。
破壊カ所から下って虎口を見下ろす。
虎口下より御屋敷跡の小学校を見下ろす。
城を南に出た所にも案内板がありました。
本来のお城の出入口はこちら方面でした。
(勝手口から入ったのが σ(゚∀゚ )オレ )
知らんかった_(_^_)_反省・・・。
小さな山城(砦)は全国に無数にあって、
多くが忘却の彼方に去ろうとしています。
小菅城跡の遺構は、有志の活動と研究で、
わかりやすく実に素晴らしい城跡でした。
復路、道の駅たばやまで小休止。
売店でこの地域の狼の絵本を買いました。
作 :寺崎美紅
絵 :玉川麻衣
発行:2022/1
出版:たばやま観光推進機構
読むのが楽しみな狼伝承の絵本です。