恋は雨上がりのように9

恋は雨上がりのように9
著者:眉月じゅん 発行:2017/11 小学館

恋雨の9冊目です。

 

好きってだけじゃ だめなの?(P18)

どんなにつらいことが
あっても、お客様を
笑顔にさせるの。
今のあんたに
元気をつくれる?(P31)

まぁでも・・・
鈍った心を動かす
パワーがあるよな、
17歳って。
俺も もっと高く
翔べるんじゃないかって
思わせる・・・(P115)

走れ!!(P155)

 

二人の周りの人達の想いが〝疾走する!〟

共に学び、共に働き、同じ釜の飯を食う。
この二つのみ、親友をつくり得ると思う。

年の離れた者同士が、
同じ釜の飯を食うということは、
お互いをリスペクトすることが出来れば、
この上ない自分発見の機会となるだろう。

「17歳の言葉や行動は直球だなぁ~!」

「直球って大事なんだよね・・・」

なんて、そんなことを思いました。

物語の言葉は、やさしく実は鋭いけれど、
言葉のないシーンが実に素晴らしいです。

何度もしばし・・・見入ってしまいました。

さぁ・・・ついにラスト一冊となりました。

ドキドキ💓

(2018年の56冊目)

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