the good shepherd

       グッド・シェパード

    監督:ロバート・デ・ニーロ
 製作総指揮:フランシス・F・コッポラ
    出演
 ウィルソン:マット・デイモン
マーガレット:アンジェリーナ・ジョリー
  ジュニア:エディ・レッドメイン
   老将軍:ロバート・デ・ニーロ
   ローラ:タミー・ブランチャード
 リチャード:リー・ペイス
  上院議員:キア・デュリア
 CIA長官:ウィリアム・ハート
元OSSレイ:ジョン・タトューロ
FBI捜査官:アレック・ボールドウィン
    教授:マイケル・ガンボン
英国諜報部員:ビリー・クラダップ
   ハンナ:マルティナ・ゲデック
元KGB士官:ジョン・セッションズ
KGB諜報員:オレグ・ステファン
  マフィア:ジョー・ペシ
       ほか
    公開:2006(日本2007)

静かでリアルなスパイ映画です。
超人的なアクションシーンはありません。
実感として、危機感が伝わる気がします。

評論家の高評価が印象に残っていますね。

監督はデ・ニーロ、総指揮はコッポラで、
興行より製作を徹底した玄人な作品かな。

1961年のビックス湾事件に絡めて、
CIA他の諜報部員の暗躍を描いている。

僕的には、アレック・ボールドウィン、
ジョー・ペシの出演が嬉しいですね。

仕事に身を捧げて、家庭が崩壊している、
職業柄の宿命のようなものもあるけれど、
仕事も大切だけど、家族はもっと大切と、
なにが一番大事なのか、本末転倒なのか、
いろいろと、思うところがありましたね。

心に残るよい映画でした。

ビスコメートな存在

新聞の投資欄のまん中の辺りなんですが、

時々登場する面白広告が楽しみなんです。

小説の体を成していて、ちゃっかり広告?

ちゃっかり広告が小説の体を成している?

スルーせずに、楽しく読んで記憶に残る。

小さな枠内に込められた作り手の想いに、

小さいって面白いなって、思うんですよ。

THE SUM OF ALL FEARS

トータル・フィアーズ
    監督:フィル・A・ロビンソン
    原作:トム・クランシー
    出演
  ライアン:ベン・アフレック
  キャシー:ブリジット・モイナハン
 CIA長官:モーガン・フリーマン
CIA工作員:リーヴ・シュレイバー
 米国大統領:ジェームズ・クロムウェル
米国国防長官:フィリップ・B・ホール
米国国務長官:ロン・リフキン
 ドレスラー:アラン・ベイツ
米国大補佐官:ブルース・マッギル
露連邦大統領:キアラン・ハインズ
連邦政治顧問:マイケル・バーン
       ほか
    公開:2002

ジャック・ライアンのシリーズなのですが、最もジャック・ライアン色が薄いかなと思いました。

そんななか、脇役陣が光ってましたね~。

モーガン・フリーマンさん、いかりや長介っぽい感じで渋いっす。

キアラン・ハインズさん、ハリーポッターに出てきそうな雰囲気ですね。

原爆がテロリストの手に渡るなんて悪夢でしかない。

ミサイルで飛んでくるだけが核兵器ではない。

自動販売機サイズならトラックに積んで小型原爆は可能だろうか。

日本も内調以上の諜報機関を整備すべきだろう。

嘉泉 特別純米酒 夏酒

32:嘉泉 特別純米酒 夏酒
田村酒造場(東京都福生市福生)

ほんとだったらさ、夏にさ、外でさ、
冷酒でクイッといきたかったよね~。
コロナ禍の影響で酒だって大変だよ。

夏を想いながら、飲むのもいいです。
軽やかで美味しい。さすが田村酒造。

自宅パソでカタカタやりながら飲む。
お供には、日本酒が合うと思うなう!

☆彡 ごちそうさまで~す。

CLEAR AND PRESENT DANGER

今そこにある危機
  監督:フィリップ・ノイス
  原作:トム・クランシー
  出演
ライアン:ハリソン・フォード
キャシー:アン・アーチャー
 サリー:ソーラ・バーチ
グリーア:ジェームス・E・ジョーンズ
クラーク:ウィレム・デフォー
コルテズ:ジョアキム・デ・アルメイダ
リッター:ヘンリー・ツェニー
カッター:ハリス・ユーニン
米大統領:ドナルド・モファット
麻薬ボス:ミゲル・サンドバル
ラミレス:ベンジャミン・ブラット
米陸軍曹:レイモンド・クルス
 モイラ:アン・マグヌソン
     ほか
  公開:1994

この作品も、おなじみの作品ですね。

前公開作のパトリオット・ゲームに続いて、ハリソン・フォードの主演作ですが、時系列順だとレッド・オクトーバーを追えの次になるようです。

主演はアレックからハリソンに変わっていますが、グリーア役はジェームス・E・ジョーンズで パト ⇒ レッド ⇒ 今 と安定の三連作で、渋いなぁ!

キャシー役のアン・アーチャーの素敵な笑顔は本作でも健在。僕の理想のアメリカン奥様はアン・アーチャーなのだ。甘えてみたいなぁ。

クラーク役のウィレム・デフォー。ストリート・オブ・ファイヤーでの見事な敵役を思い出しました。味のあるハードなバイプレイヤーぶりにドキドキして観ていました。

悪そうな連中(いい人なんだろうけど( ´艸`))をたくさん集めて、汚職だ麻薬だ殺人だと、底深い退廃した世界観に、日本の平和さが際立ちました。

今この瞬間も退廃した世界は世界中にあって、日々危機のやり取りが続いているんですよね。

限られた時間のなかで、個人はなにを成すべきなのか、ふと考えさせられた作品でした。

KSR110弦月号 77777.7km

弦月号は、2020年9月24日に、

77777.7kmに到達しました。

2003年11月の納車から、

16年と10カ月、トコトコ走って、

いつのまにやらって感じですが。

雨の日も、風の日も、日常使用しながら、

20年、10万キロは目指したいですね。

持ち主と一緒でガタも来てますけど、

消耗品を交換しつつ、トコトコといこう。

THE HUNT FOR RED OCTOBER

レッド・オクトーバーを追え!
監督:ジョン・マクティアナン
原作:トム・クランシー
出演:アレック・ボールドウィン
   ショーン・コネリー
   ジェームズ・アール・ジョーンズ
   スコット・グレン
   コートニー・B・ヴァンス
   サム・ニール
   ティム・カリー
   ジョス・アクランド
   リチャード・ジョーダン
   ジェフリー・ジョーンズ
   フレッド・トンプソン
   ほか
公開:1990

ジャック・ライアンの最初の公開作。
やはりアレック・ボールドウィンでしょ。

スパイ映画の超レジェンド、007の、
ショーン・コネリーさんと共演とは凄い!

CIAとMI6の競演ですよぉ~。

その後の作品の公開の関係で、
時系列では真ん中辺りとなるのですが。

30年前の作品ですが、よく出来てます。

今までに何度観たかわからないけれど、
何度観ても面白いですね。

色々なシーンが脳裏に甦ってきて、
記憶のリハビリ(笑)になった気がする。

「気流が」なんて客室乗務員さんに、
揺れの因果関係を力説してみたいですね。
もぉ~カッコイイんだから。

ジャック・ライアンシリーズは、
恋人や家族といるシーンが好きだな。

なぜ日本のジャーナリズムは崩壊したのか

66:なぜ日本のジャーナリズムは崩壊したのか
著者:望月衣塑子
   左高 信
発行:2020/7
講談社+α新書

最初に言っておくと、

僕は左高 信さんが好きではありません。

本書を読んでいても嫌いと思う事しきり。

左高さんの単著だったらまず買わない。

望月衣塑子さんには興味があります。

主義主張には僕とは合わない部分も多い。

けど孤軍奮闘する取材姿勢には共感する。

やはり、女性の時代かな、と。

そして、多くの国民は思っています。

なぜ日本のジャーナリズムは崩壊したのか

・・・と。

新聞もテレビも政府広報のようですしね。

牙を忘れた記者が障りのない取材をして、

面白くない記事を書く、放送をする。

理由や背景はともかく、面白くなくって、

読まないよ見ないよ、ということになる。

佐高 (中略)菅義偉が自民党が野党だった時代の2012年に出した『政治家の覚悟』(文芸春秋)という本があって、(中略)
望月 あの本には「政府があらゆる記録を克明に残すのは当然で、議事録は最も基本的な資料です。その作成を怠ったことは国民への背信行為」と書かれてあったんですね。(P88-89)

左高 (中略)政治家を追求するネタをバーッと積み上げていって、向こうがどうしても釈明したいという立場に追い込めばいいわけだよね。政治部のいまの番記者には、そういう感覚がまったくない。(P91)

記者が権力の番犬になってしまった (P92)

左高 (中略)いまこの国では、あなたのように少数派の、波乱を巻き起こして社会を変えようとするジャーナリストと、諧調を乱さないようにするジャーナリストと、秩序に積極的に従おう、それを支えようとするジャーナリストがいる。
 まあ、二番目と三番目は本質的には一緒なんだけど、二番目を代表する元NHKの池上彰と対談したことがある。(中略)つまり、たんなる「解説」ということ。(P165)

望月 メディアが権力や政府の動きをどこまで冷静にチェックし、伝えていけるか。
ジャーナリスト、新聞記者としての正念場だと思います。

 黒崎正己著『新聞記者・桐生悠々 忖度ニッポンを「嗤う」』(現代書館)に寄せた推薦文で、望月は、
「多くの記者が長いものに巻かれ、戦争報道に突き進むなか、闘い続けた桐生悠々。今の記者にその覚悟はあるのか」
 と書いているが、それは自らへの問いでもあるのだろう。(P176)

 既存のマスメディアが、問題だらけなのは言うまでもない。賭けマージャン問題は、起こるべくして起きた問題だ。記者クラブ制度の中で、長年にわたって育まれてきた権力とメディアの「癒着」は、SNSが発達してきた現在、世論から厳しい批判の目にさらされていることを、メディアに携わる私たちはもっと自覚しなければいけない。(P186)

 いまの記者は、みな揃っておとなしく、サラリーマン化が進んでいる。型にはまったこと以上の行動をするのを極端に恐れるあまり、取材相手を追求し、本音を吐き出させようとする気迫が感じられない。(P186)

直近でいえば、望月衣塑子さんに強く興味を持ったのは、原案を書かれた『新聞記者』という映画を観たからです(2020.7.25の記事)。

原作小説も是非読んでみたいですね。米倉涼子さん主演で2021年にNetflixでドラマが配信されるようですし、そちらも楽しみにしています。

PATRIOT GAMES

パトリオット・ゲーム
監督:フィリップ・ノイス
原作:トム・クランシー
出演:ハリソン・フォード
   アン・アーチャー
   ソーラ・バーチ
   ジェームス・アール・ジョーンズ
   サミュエル・L・ジャクソン
   ショーン・ビーン
   ポリー・ウォーカー
   パトリック・バーギン
   リチャード・ハリス
   ジェームズ・フォックス
   デヴィッド・サレルフォール
   ヒュー・フレイザー
   J・E・フリーマン
   ほか
公開:1992

ジャック・ライアンシリーズの、
公開順でなく時系列順で観ています。

懐かしい作品ですね。
当時はシリーズを意識せず観ていました。

ハリソン・フォード版もいいですね。
エージェント感がないのがいいと思う。
あくまでも分析官が暴走するという。

アン・アーチャー版のジャックの奥さん。
当時も今も夢のような奥さん像だと思う。
つまり歴代最強のキャシーさんでしょう。
〝ほほ笑み〟に参った男性は多いのでは。

ジェームス・アール・ジョーンズ。
グリーアといえばこの人でしょう。
底知れぬ奥深さ、優しさと非情さと、
秘めたる智謀、低く落ち着いた語り口。
恐いけど、こんな上司に仕えたいですね。
その前に、そのポジションに行けないか。
( ´艸`)

サミュエル・L・ジャクソン出てたのね。
思い出しました~。カッコイイです。

小道具や社会システムに時代を感じたり、
一見して変わらないものもあったり、
公開から28年の歳月を、
これから28年も意識して楽しめました。

株「デイトレ」の鬼100則

65:株「デイトレ」の鬼100則
著者:石井勝利
発行:2020/6
明日香出版社

鬼100則シリーズの3冊目です。

著者は1939年生まれの超レジェンド。

まさに生涯現役、素晴らしいですね。

大暴落の翌日は、買って買って買いまくる。
是川銀蔵 (P48)

NYが下げても、材料株には関係なし(P54)

一気にすべての資金を入れないことが大切である。(P66)

人より遅く仕掛けて早く逃げる(P80)

「何だかわからないが、上げている」銘柄に気づいたとしよう。情報はないが、チャートに現れている。出来高が増えている。これが実は買いのタイミングなのだ。そこに、チャート読み、チャート監視の意味があり、ご褒美がある。(P85)

学習を伴わない行動は致命的である。
行動を伴わない学習は無益である。
メリー・ビアード (P131)

チャンスをつかむ絶好の日は、今日である。
ジョン・C・マクスウェル (P207)

上昇相場では「得意銘柄」に特化する(中略)高くなった銘柄はしばらく相手にしないで、出遅れ銘柄に照準を当てる。(P238)

僕はデイトレはやりません。

スイングトレードがメインです。

ですが為になること、たくさん出てます。

良かったら是非お読みください。

先日、my保有株に破産のニュースが!

超低位株で、朝一で成り行き売り。

株価は1/4になりまして、買い戻す。

さぁ、売れるかなぁ・・・。

経営者や社員さんは大変だろうなぁ。

明日は我が身ですぜ。