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酒蔵に行こう。城跡に行こう。
埼玉方面だね。
9:42に自宅を出発。
走りながら沿線気になるウォッチング。
折りたたみ自転車の楽しみのひとつです。
なかなか、とんがってる家だね~。
シンプルなファサードと植栽が美しいね。
10:25頃、青梅 藤橋の藤橋城跡に到着。
登城しました。城跡内の案内板によると、
土塁が残る。城とは土で成るものなり。
北方の眼下を見下ろす。
沸々と血が沸き立つような気が・・・。
戦国時代に想いを馳せる。
小さい城だけれど、立派なものだね。
北方の霞川沿いから藤橋城跡を望遠する(6/2写真追加)。
城を後にする。岩蔵街道を北に向かう。
下り坂を調子よく走っていたら、後ろから徐々に並走してきた乗用車に幅寄せされ端に追いやられたら目の前に陥没穴が迫る!・・・ギリギリ回避、頭に血が上る!!!抗議しようと力走するも追いつけず・・・腹立つ~、危なかったです。走りながら心を静めます。冷静に冷静に。追いつかなくて良かったんだよ。その日一日台無しになるところだったかも。まだまだじゃのぉ僕も・・・。
広い通りを素直に進むだけでなく、気になる裏道に入ってみたり、普通ではまず通らないような縁もゆかりもない初めて通る細道も、僕の自転車の楽しみのひとつですね。
岩井堂橋から成木川の渓谷を見る。
西武池袋線の飯能駅を過ぎた辺り、いい感じの建物が。2013年に70年の歴史があった工場が移転し、2016年にクリエイターの集まるシェアアトリエとしてリノベーションされたとのことです。
思わず笑みがこぼれた可愛い家。
11:25頃、7-11飯能駅北口店で、缶コーヒー・コッペパン玉子・ツナマヨ手巻寿司を買って休憩。納豆巻きが売れ残ってるね・・・ツナマヨ増やして(笑)!
11:40頃、北に向かう。
八高通りの中居の交差点。いい感じのお寺が見えてきたので寄ってみよう。
曹洞宗の宝蔵寺というお寺さんで、綺麗な本堂だね。お寺の裏山の第二天覧山が気になる・・・。
北側の採光と換気を考えてる居宅兼工場。
上の写真の建物と続いている工場のこれぞハイサイド採光。
かかし効果(笑)?
飯能寄居線を北に進みます。
トーベ・ヤンソンに敬意を表して。
東飯能~高麗川駅間にある八高線事故慰霊碑。事故は1947.2.25 7:50 に起きた。カーブを曲がり切れなかった客車三両が脱線転覆。死者184人・重軽傷者570人という日本鉄道史上で最大規模の惨事だったとのことです。手を合わせました。
高麗川の四季の菓子工房シャロンという洋菓子屋さん。素敵な建物ですね。
「素敵なお庭と建物ですね 写真を撮らせてください」とお願いして撮らせていただきました「あら やだよ~(笑)」って照れ笑いしている大先輩のご婦人とお洒落な作業着も素敵です。
展示場のログハウス。シャープな屋根がいいね。
12:40頃、日高 北平沢の長澤酒造 君が旗 高麗王 醸造元に到着。
おいしそうなお酒がたくさん並んでいるけれど、まずはベーシックなもので、高麗王純米酒 の 四合瓶を購入(一升瓶を背負って走るのもなんなので)。飲むのが楽しみだなぁ。
12:55頃、出発。近くの城跡に行ってみよう!
高麗川橋から八高線の橋梁を望む。架線がありません。スッキリ。
高麗川沿いを北上し、法雲寺横を抜けて、高麗川左岸の断崖の激坂を登る(途中から押し歩き)。
13:15頃、坂戸 西坂戸の田波目(田和目)城跡に到着。
北側から登城?のような方位左の谷状地を通ってアプローチする。
登城しました。鬱蒼と茂り、兵どもが夢の跡、眺望はまったくきかず。
主郭のなかを通り、北東部に出て、田波目城跡を後に北上します。
かわいい門扉周りの飾りつけですね。癒されます。
シャープで深く低い軒先が美しい屋根ですね。アプローチも美しい。
八高線の踏切(踏切からはみ出てないです)。架線がなくてスッキリ。
沿道の花が美しくて。
13:55頃、毛呂山 小田谷鳳谷の毛呂氏館跡に到着。城主の毛呂氏開基の長栄寺の境内となります。お寺さんに手を合わせてから登城開始。
ため池を望む。急坂につきペダルをガードレールに引っ掛けて駐機しています。
境内の案内板より。
登城しました。城跡は倒木で荒れています。
一応、山頂も目指しましたが、半袖半ズボンのサイクルウェアで、草木が生い茂った巨木も倒れる惨状に立ち入るのは危険と判断し、断念しました。貴重な文化遺産なのでせめてもう少し整備してほしいですね。城跡ファンを集めて有志のボランティアで少しづつ整備してはと思いました。
城跡を後にして、北上します。
越生郵便局の窓ガラスに映った僕。
越生の山間の坂道をエッチラオッチラ登る。舗装路は行き止まり、道は土の登山道へ・・。仕方なく愛機を置いて、徒歩で山道をテクテク登る。
14:50頃、越生の高取城跡に登城しました。土塁が美しいですね。
主曲輪は越生神社奥宮となっており、よく除草されています。
石の祠が時の流れを感じさせます。
外側の樹々が生い茂り、眺望はききませんが、これはこれでよいのかも知れません。
駅前の観光協会で入手した「おごせの文化財・越生町教育委員会」によると、(P5~6)
関東平野を望む標高170mの頂上が平らに削られ、土塁や空堀で画された数段の郭(曲輪)の跡がのこされている。(中略)『新編武蔵風土寄稿』には、「越生四郎左衛門屋敷跡 村の西にあり、上り二町許の山丘にして、平地の処は僅か二十間四方もあるべし、古は要害山と唱えし由、今はとなへ誤りて、りふかひ山といへり、山の四辺は大抵松杉の類、雑木茂りて屋敷の跡たるさまおもひやられる」とある。越生四郎左衛門は、南朝の総大将北畠顕家を討ち取るという抜群の戦功を挙げた(中略)。この城の築城者や城主は不明であるが、織物会館付近一帯と伝えられている越生氏の館跡との関係を考えると、館の背後に、有事の際の備えとして築かれた「物見の砦」や「詰めの城」である可能性がある。
とのことでした。
城をあとにします。
15:35頃、JR越生駅に到着。
八高線の発車時刻まで30分ほどあり(一時間に一本)、小腹が空いたので駅前の商店で(レジ手打ち)ちちぶメロンサイダー と チョコバナナロールを買って食べました。意外といけました!
お~、二両編成のワンマン気動車(ディーゼルカー)がやってきました。令和Tシャツを着たカワイイ男の子を抱いたままスマホで列車を撮影しているお父さんがいいですね。
列車は定刻の16:12に発車。高麗川で電車に乗り換えて、東福生駅で降ります。
輪行袋をたたんで仕舞って、のんび~りと巡航し、17:25頃に帰宅しました。
酒造所を1蔵 と 城跡を4城 巡ったポタリングとなりました。
46㌔程 走りました。面白かった~。
乗機は、小さい銀河号 (Dwarf galaxy号・BS スニーカーライト SNL163)でした。