小屋2 男の秘密基地

小屋2 男の秘密基地
WORLD MOOK 1181
発行2018/9
ワールドフォトプレス

特集記事の

イギリスの小屋コンテストは見ていて楽しかったです。イギリスの人ってこういうの好きですよね。例えば車の MINI とか、007の小さな特殊装備とか、サンダーバードの秘密基地とか、機関車トーマスとか、男の子がワクワクするような・・・イギリス人のセンスって面白い。

NEW YORK CITY のビルの屋上に木製水槽が一万基以上もあるという記事にはワクワクしました。日本じゃ考えられない。お国が変われば考え方も変わる。面白いですね。

ポートランドのADUの達人 Kol・Peterson、「ソローの小屋と椅子たち」のちょっとした記事も興味を引きました。

小屋をつくるなら、どんな小屋がいいかな・・・想像するだけで楽しくなりませんか?

ミニトマト・・・→トマト( ´艸`)

トマトが出来ました。

6/20 にミニトマトの苗として3株いただきました。

しかし面白いね。一番小さくて貧弱で、どうせ枯れるかもと期待せず、プランターでなく余ってた鉢に植えた苗が、なんと最初に実をつけ、赤く立派なミニトマト・・・じゃなくって、直径6センチ弱のトマトになりました。

肥料入りの園芸用土を買ってきて、土の表面が乾いてきたら、涼しい時間帯に たっぷり 水をあげてきた〝だけ〟でしたが、この猛暑のなか、よくぞ育ってくれました。

早速ですから、かわいい赤い実を収穫し、冷蔵庫で氷水につけてキンキン冷やして、小皿に乗せてみます。

二つに切ってみます。綺麗なかわいい赤です。

トマトさんの命の恵みをいただきます。

まだ熟していないのでちょっと固めで酸味が強い感じでしたが、自己満足度も加味して、とても美味しいです!

ありがとう。

KSR110 AIR FILTER 交換

我が小さな主力機 Kawasaki KSR110(A1) 弦月号。走行距離は67889km ですが、エンジンの伸びがいまひとつで、きっとエアフィルターの汚れが影響しています。ノーマルエレメントはスポンジ製で安いので、洗浄でなく交換してしまうことにします。

前回の交換は 2012.9.19 で 当時の走行距離は 39875km 、5年11か月ぶり  28014km 走っての交換となります。 ちょっと走りすぎかな。

左側のシュラウドを外し、

エアフィルターのカバーを外すと、

う~ん・・・、茶色く汚れたエレメントと黒いドロっとオイルが・・・。

エレメントを外してひっくり返してみると、けっこう ばっちい です。これじゃあ吸いも悪くなりそうですね・・・スイマセン。

エアクリーナーボックス内を(蓋のほうもね!)、

ブレーキクリーナーでシューして、キッチンペーパーでふき取って、ブレーキクリーナーでシューして、綺麗なウェスでふき取ってキレイに!

Kawasaki 純正の ELEMENT-AIR-FILTER を、

装着します。

キレイになりましたね~。実に気持ちいいです。

フィルターカバーとシュラウドを元に戻して完了です。

さ~て、調子はどうなることでしょうか!

弦月号、まだまだ走りますぞ!

 

※ 追伸 その夜の走り、
エンジンの パンチ と 伸び の復活を確認!
いい感じ。嬉しいね。まだまだいけるぞ!

城ヶ島 と 江の島 の 灯台

8/23(木)、城ヶ島灯台に行ってみた。
三浦半島の先っぽの先 城ヶ島 。
岬の頂に建つ 小さな灯台 。

鎌倉時代、三浦水軍の本拠地で、戦国時代に北条氏との戦いで滅亡するも、その残党の末裔の苗字は今も残るようです。
歴史ロマン・・・勇壮な血が流れているのですね。

幕末から昭和20年の終戦まで砲台が置かれ、城ヶ島の名に相応しい歴史があります。

そうそう、小学一年生の頃、東大生のことを灯台生だと思っていて、灯台の塔の階段に座って講義を受けているものと本気で思ってました。「すっげ~、あの筒の中で勉強してるんだ~、カッコイイ~」と、灯台の図鑑の断面図を見て、想像に胸が膨らんでいました。いや~お恥ずかしい。灯台って言うと思い出しちゃうんですよね(笑)。

案内板

この案内板で一番心が揺れ動いたのは、

猫しゃんでした。

実に気持ち良さそうに寝ていて、指先 とか 肉球 とか 鼻先 とかそっと触れても、
微動だにせず爆睡。
近くで飼われている愛され猫なんでしょうね。癒されました。

灯台から見える太平洋は、台風20号の影響で、波打ち際は白い飛沫が上がっています。

昼食(鮪カツ丼・懐かしい味)をいただいた しぶき亭 のご主人に、「波が高いので波打ち際にはあまり近寄らないでくださいね」と丁寧にお知らせいただきました。楽しく食事が出来ました。ありがとうございます。

 

江の島展望灯台にも寄ってみました。Sea Candle ともいうそうです。

旧江の島灯台(僕の記憶にあるのはこっちかな)は、日本初の民間灯台だったそうです(知らないことばかりですね)。

現在の灯台は 江ノ島電鉄 により、清水建設の設計施工で、2002年に着工~2003年に竣工、地上60m、海面から107mの高さで、光達距離は46km(民間灯台としては国内最大級)とのことです。

台風20号の影響で、呼吸困難(笑)になりそうな、髪の毛グシャグシャになるような(僕の毛は微動だにしない・・・ないけど)、強風が吹いていましたが、海風はなかなか気持ちよかったです。

Sea Candle 展望台から 江の島大橋 を見下ろす。風で舞った土埃で白っぽく霞んでいます。波のうねりがよく見えます。猛禽類のトンビさんが、気持ち良さそうにヒラリヒラリと滑空していました。

ダムもいいけど、塔っていうのもいいもんだね。小さな灯台って素敵です。

KSR110バッテリー&プラグ交換

僕の小さな主力機 Kawasaki KSR110 (A1) 弦月号。

現在の走行距離は 67741 km です。

もうずいぶんとそのままになってる バッテリー と スパークプラグ を交換することにしました。

バッテリーについて調べてみると、前回の交換は 2012.9.17 (≒40000km) で、5年と11か月ぶり ≒27741km 走っての交換となります・・・。よく走った~!

さすがにバッテリーは相当弱っていて、停車時にブレーキランプを点灯させているとウィンカーの点滅が遅くなったりしていましたが、なんとか機能していたのでそのまま使用してしまっていたのです。

前回は 6780 円のにしていましたが、今回は2りんかんで売ってた 2980 円のにしてみました。

バッテリーの取り付け向きと プラス マイナス の端子接続に気をつけましょう。メカに詳しくない方は(僕みたいに・・・)バッテリーを機体から外す前に写真を撮っといて、新バッテリー取り付け時に一応確認すると安心ですね。どっちだったっけなんて焦ることのないように(俺か・・・(笑)?)。特に古い機体は配線の色が薄くなったりしていてプラスマイナスが分かり難いかも知れません。

左:既存 GS YUASA YT4L-BS
右:新規 VARTA VT4L-BS

 

スパークプラグについて調べてみると、前回の交換は 2014.8.30 (≒47516km) で、4年ぶり ≒20225km 走っての交換となります・・・。よく走ったね~!

電極が劣化して溶け落ちそうだったらどうしようなんて想像もしたけど、少し煤けていますがしっかりしていますね。イリジウムにしようかなとも思ったけど、電極が太い普通のにしときました。

左:既存 NGK CR6HSA
右:新規   〃

エアーでプラグのまわりをフーフーして(チャリの空気入れでだけど)ごみを飛ばしてから既存のプラグをそ~っと外して、新しいプラグを素手でクルクルクル~と入れて、締めすぎに注意しながら最後は1/2回転弱ぐらいプラグレンチで締めました。

 

バッテリーにしてもプラグにしても走りすぎ・・・ですが、ほぼ毎日乗っているので調子が維持出来たのでしょうね。気をつけないと。

エアフィルターとヘッドライトの電球をそろそろ交換したいところです。

まだまだ走るぜ!マイペースでね。

たまには遠乗りしようか!

シルバー・レイクの岸辺で

シルバー・レイクの岸辺で
By the Shores of Silver Lake
著者:ローラ・インガルス・ワイルダー (1867-1957)
画家:ガース・ウィリアムズ (1912-1996)
訳者:恩地三保子 (1917-1984)
発行:2003/2(刊行:1939)
福音館文庫

大草原の小さな家〈インガルス一家の物語〉のシリーズの4作目。

あとがきより

「インガルス一家の物語」について
この物語は、いまから100年以上まえ、北アメリカがまだ開けていなかったころ、大森林や大草原でのきびしい開拓生活のなかで成長していった、ひとりの少女ローラと、その家族の物語です。
大吹雪、イナゴの大群、日照り、熱病などの、思わぬ自然の脅威にいつもおびやかされながら、とうさんとかあさんとローラたち一家は、大自然のまっただなかで、助け合い、自分たちの手で、丸太を組みあげ家を建て、パンやバターやチーズをつくり、生活のどんなことでもひとつひとつ自分たちの手でつくり、家庭を、生活を築きあげていきます。人間の生活のこんな基本的なことが、深い喜びとなって、いきいきと、この物語から伝わってきます。それは、この作者、ローラ・インガルス・ワイルダーが、1870年代から1880年代に、実際に、生きる喜びにみちあふれた少女時代を送り、その経験を、そっくりそのまま、私たちの目の前に再現してみせてくれるからなのでしょう。
作者は、自分が5歳のときから、あちこちに移り住み旅の多かった少女時代を経て、アルマンゾ・ワイルダーと出会い結婚をして、娘が生まれ、インガルス家から離れ、新しい家庭をつくっていくまでのことを、9冊の本にして物語っています。この9冊をならべると、ひとりの女性の生涯と一家の一代記を描いた、大河歴史物語といえるでしょう。
1冊1冊にもりこまれた物語のおもしろさはもちろんのこと、何冊か通して読んだときに、年月を経て成長し、変化していくものの重みを、ずしりと深く感じずにはいられません。この物語が、1932年に1冊目が出版されてから現在まで、アメリカの子どもたちのベストセラーとして、代々、読みつがれてきたことも、こんなところに秘密があるのかもしれません。(P391~392)

読んでいて、思わず ぐっ と来たのは、

町のあちこちで、ほかの建物のなかからも、鋸をつかったり、釘を打ったりする音がきこえてきました。かあさんはいいました。「ビーズレイのおくさんはお気の毒に。頭の上ではまだ大工仕事が続いているなかで、ホテルをやってくんですからね」
「そうやって町や国ができていくんだよ。頭の上でも足もとでも金槌や鋸の音をさせながら、ともかく建てさえすればいいのさ」とうさんはいいました。「やりはじめもしないで、すべてが好都合になるのを待っているような心掛けじゃあ、何事も都合よく運びはしないんだ」(p341)

大草原の小さな家〈インガルス一家の物語〉シリーズは、家族愛はもちろんのこと、今日にもつながるアメリカのフロンティアスピリットを感じるシリーズでもあります。全9冊の物語を読んでみようじゃないか!

(2018年の38冊目)

サイクル野郎3,4

サイクル野郎3 雪国の旅はつらいの巻
著者:荘司としお 発行:1975/3 少年画報社

サイクル野郎4 東北ドジ旅行の巻
著者:荘司としお 発行:1975/5 少年画報社

古いコミックスの楽しみの一つにカバーとか後ろの方に出ている広告がある。望月三起也 の『ワイルド7』『最前線』,松本零士 の『銀河鉄道999』,柳沢きみお の『すくらんぶるエッグ』,作:牛次郎 画:水島新司 の『輪球王トラ』など、懐かしい作品や知らなかった作品の広告などは、時代を感じたり、むしろ新しさを感じたり、表現スタイルの違いなども面白いですね。

(2018年の36,37冊目)

終戦の日 と 遊就館

人間魚雷「回天」

七月の末、近くに来た折りに、九段の靖国神社にお参りし、隣接する遊就館を訪ねました。

特攻により、自らの命を守るべき愛する人達の為に捧げた隊員を想うと、目頭が熱くなりました。

艦上爆撃機「彗星」終戦間際には特攻機へ

20歳前位の年頃のまだ幼さの残る隊員たちが子犬を抱いて笑顔の和をつくっている『出発直前の陸軍特別攻撃隊 第72振武隊員』の有名な写真を見ると、やりきれない気持ちになりました。

先の大戦でお亡くなりになった方達に、感謝の気持ちでいっぱいになりました。尊い犠牲の上に いま があるのですから。

ロケット特攻機「桜花」

やはり、あらためて残念に思ったのは、この遊就館という施設は、特攻を讃美しているのではないかと感じたことでした。未曽有の国民の命を失い国家を瓦解させた負け戦の指揮官達を誇らしげに奉っているのもどういうことなのだろかと疑問に思いました。

指揮官達の多くはとても優秀な方々で人望も厚く心から尊敬できる人達だったと思います。しかし、結果として戦争に敗れ、建国以来の多くの国民の命を失い、国は焼かれ、解体されてしまいました。その結果責任は重大なのではないでしょうか。靖国神社といえば日本を代表する英霊を祭る神社だと思いますが、先の大戦の指揮官達を一般の兵士たちと一緒に祭っていることに違和感を覚えます。

特攻という理不尽な〝事実上の命令〟を受けて、愛する人のいる祖国防衛の為に出撃され散っていった隊員の皆さんには心から感謝申し上げます。

特攻を命じた指揮官達の多くは「あとから必ず俺も特攻で出撃するから」と言って、隊員達に「必ず死んで来い」と送り出しておきながら、終戦を迎えるやいなや「命令はしていない、あくまで隊員たちの自主的な志願だった」などと責任を回避して、生き延びた者も多くいると聞きます。

未来ある若者の命を理不尽な命令で奪っておきながら、命じた者は責任を回避して生き延びる・・・。現在を生きる僕には当時の状況はわからない。わからないけど、国家的な特攻作戦自体は今後あってはならないし、結果責任として、その指揮官や推進者達を、国家的な施設で讃美してはならないと思う。そう感じた。

現実は、残念ながら戦争はなくならないし、平和を守る為に軍隊は必要。先進国で軍備のない国はありません。有史以来、世界は戦争ばかり。でもやはり平和が一番だし、第一に守る努力をするべき。それが英霊たちに対する今を生きる僕たちの務めなのではないかと思いました。

この時代に投資家になるということ

この時代に投資家になるということ
著者:正田圭 発行2018/6
SEIKAISYA SHINSYO

駅の書店でたまたま手にした本。パラっとめくって、『皆が迷っている時代なのだと思います。(P10)』、『社員がお金を出し合って社長に給料を支払うという仕組みです。(P69)』に惹かれ、若い人の本、読んでみるかと買ってみました。

 

企業や会社経営はまぎれもなく「投資」です。(P13)

人間の幸せとは、どれだけ周りを幸せにしたか、(P15)

金銭的なリターンだけでなく、「環境や社会を改善することが期待される会社へ投資する社会的インパクト投資」に関心を持っているのもミレニアム世代富裕層の大きな特徴です。(P33)

労働をすれば時間は拘束される。その割に実入りが少ない。こうした傾向は、今後ますます強まるでしょう。(P48)

自分のリソースを全力で活用して利益を出すしか、生活を成り立たせていく道はなくなるのです。(P55)

会社と労働者は永久に利益相反関係から逃れることはできません。(P57)

労働者は農耕採集民族、投資家は狩猟民族(P64)

視点が8割(P89)

成長可能性のあるコミュニティを見つけて参加する(P151)

自分の身の回りのものの仕組みや構造を意識して(P156)

ライフスタイルを変えたいなら、「コミュニティ」から変えましょう。(P198)

投資対象だとみんながまだ思っていないもの(オルタナ資産)を見つけて、投資していく時代です。(p202)

 

読んでみて、僕が気になった部分は、本のなかではオーソドックスな部分ですかね。いかんせん読み手は僕ですから、理解を超えてる部分は拾えませんし、せいぜい僕の理解できる少し先の部分に触れられてる気がするだけの感じでしょうか。でも、若くて有能な方の著した本は面白くて刺激的ですし、若い人から学べるのは楽しいね。

(2018年の35冊目)