Baby-G

電池切れで休眠中だったBaby-Gは、
現在高校生の次男坊が、
まだ小学生だった頃にプレゼントしたもの。

今は もう 動かない・・・だったけど、
サービスステーションで電池を入れたら、
みごと復活!動いた~!嬉しいじゃ~ん!

8年前も前のモデルなので、
どうかな~とも思ってたけど、
電池交換してみてよかったです。

交換したのは、仕事で寄った秋葉原の、
CASIOのサービスステーションです。

(※一部名前や電話番号を消しています)

思い出の時計を復活させてくれて、
どうもありがとうございます!

復活したBaby-Gは、
小娘さんが使うことになりそうです!

恋は雨上がりのように6

恋は雨上がりのように6
著者:眉月じゅん 発行:2016/10 小学館

恋雨の6冊目です。

ふと、人生80歳ちょい時代だとすると、
「僕の人生は全10巻中の6か7巻だな」
なんて思ってしまいまして(笑)。

ストーリーの大事なところだね、今が。

まだ17歳の橘あきらさんには、
アスリートとして復帰してほしいと思う。

まだ45歳の近藤店長さんには、
好きな物書きを続けてほしいし、
若い恋から学んだことを生かして、
少しだけ出世してほしい(笑)。

脇役のサイドストーリーも面白い。

僕の年齢に近い45歳の近藤店長よりも、
橘あきらさんにまったく相手にされない
吉澤君のほうに感情移入出来ます。
(ほろ苦い経験がそうさせるのか・・・)
がんばれ吉澤君!

(2018年の50冊目)

土曜の昼マック

目覚めたのは11時45分・・・。
連日帰宅は01時過ぎなので、
どっと疲れが溜まっていたようです。
9時間ぐらいは眠れたかな!
週に一度、「寝たぞ~」って感じです。
既に家には誰も居なく・・・寂しい(笑)。

お昼過ぎ、娘が学校から帰ってきました。
「お昼なに食べる?」と聞いてみると、
「てきと~に食べる」とか言うので、
「マックでも食べる?」と言ってみると、
( ケンタ でも モス でもいいけど )
「マジ?食べる!」というので買い物に!

娘のオーダ-
エビフィレオ
ナゲット5ピース
ポテトLサイズ 計¥910
僕のオーダー
ハンバーガー
アップルパイ  計¥200

金額にずいぶん差が ( ´艸`) ・・・。
でもね、ケチッてるわけでもなくて、
普通の安っぽい味のバーガーが好きなの!

例えばミスドにいけば、自分の分には、
オールドファッションしか買わないし。
家族も僕の分にはそれを買ってくるし。

で、急いで帰って、
小娘さんと二人でマックを食べました。

そんで、
食後すぐに部活で出掛けてゆきました。

また独りだ・・・。
夕方に洗濯物をいれなきゃならないし、
それまで、本でも読むか!

そんなのんきなな土曜日です。

Newsweek日本版2018.10.30

Newsweek日本版2018.10.30

ケント・ギルバートさんといえば、
ケント・デリカットさん、
チャック・ウィルソンさん、
ウィッキーさん、
オースマン・サンコンさん等々の、
往年の外人タレントさんの顔が浮かびます。

近頃のケント・ギルバートさんは、
保守系の論客として知られた存在です。

何故、親日とはいえアメリカの白人が、
日本の保守系的な視点に立った言論を、
過激なタイトルの本に乗せて発するのか、
腑に落ちなかったんですよね。

中韓を貶して日本を持ち上げ・・・、
気持ち悪いとすら思っていました。

日本を持ち上げる過激タイトル本って、
あまりいい本に巡り合った経験もなく、
恥ずかしくて読んでるって言えないし。

日本よ アメリカよ 韓国よ 中国よ って
よくいうけど、そんな大雑把な括りで、
まとめられるのかヨってよく思います。

日本びいきなアメリカ人のコメントは、
有難いような気持ちになるのかもですが、
親日派のギルバートさんのコメントは、
アメリカの総合的な意見とは程遠い、
日本国内仕様の商業的なものなのかなと、
僕は思っているので読む機会はないかな。

本誌を読んで、腑に落ちました。

冷蔵庫に入ってた、

チロルチョコを食べながら。

ちょっと季節外れかな(笑)。

恋は雨上がりのように5

恋は雨上がりのように5
著者:眉月じゅん 発行:2016/6 小学館

恋雨の5冊目を買いました。
全10冊の、
「もう半分まで来ちゃった・・・」
「あと5冊しかないじゃん・・・」
そんな少し寂しい気分になってます。

主人公の 橘あきら さんを見ていると、
娘のような かわいさ を感じますね。
それと17歳に戻った僕が、当時、
想いが届かなかった(まったく・・・)
クラスメイトを思い出したり!

恋雨ファンには、
そんな おじさん達 多いんじゃないの?
なんて、気がしています。

好きになった人以外、見向きもしない。
その、好きになった人って、
よりによって、あんな奴かよ。
あんな奴にあって、僕にはないもの。
僕になくて、あんな奴にはあるもの。
いい人を演じて相談に乗ったり、
「がんばれよ」なんて応援したり。
そんな ほろ苦い 光景が、
今更に鮮明に思い出されたり。
自分の記憶の引き出しに驚いたり。

「はぁ~・・・」、
カッコ悪くて恥ずかしいけど、
でも、あの頃の気持ちは、
僕にとっては大切なものです。

でしょ。

面白い本は、時に、
過去と未来をつなげてくれる。

小さな恋を見守ってあげたい。

(2018年の49冊目)

Cabin Porn

Cabin Porn
小屋に暮らす、自然と生きる
Inspiration for your quiet place somewhere

編集:ザック・クライン Zach Klein
特集執筆:スティーブン・レッカート Steven Leckart
特集写真:ノア・カリーナ Noah Kalina
発行:2017/8
グラフィック社

200もの小屋が出ているとのこと。
(数えてはいないけど)
面白い小屋がたくさん出ています。

読後にやっと気付いたけど、
割とセレブな白人さんの小屋ですね。

僕が心惹かれるのは、やはり、
Aフレームの小屋ですかね。
(いわゆる△テント型)

山間の小屋の写真を見てると、
ドキドキワクワクしちゃうね。

いつか、
仙人のような暮らしをするんだ!

(2018年の48冊目)

恋は雨上がりのように4

恋は雨上がりのように4
著者:眉月じゅん 発行:2016/1 小学館

・・・橘さんといると、
忘れていた
その、かけがえのない
財産ってヤツを、
思い出すことが
できるよ。
迷惑なんかじゃない。
むしろ、感謝しているんだ・・・
(P14~15)

おじさんが、

若者から学ぶこと。

教えることで教わることって、

あるよね・・・。

近い世代だけでなく、

違う世代の友達を持てたら、

人生もっと面白いだろうね。

思春期の少女と思秋期のおじさん (表紙裏)

の不思議な小さな恋の物語。

なかなかの設定だけど、

それぞれの今抱えている背景も描かれていて、

やはり すごい 面白いぞ!

イラスト集も買っちゃおうかな(笑)。

(2018年の47冊目)

Newsweek日本版2018.10.16

Newsweek日本版2018.10.16

サーキュラーエコノミー と 旭日旗問題 アメリカの視点 の 見出しに釣られて読んでみた。

経済モデル
単なるリサイクルやリユースにとどまらず
あくまで儲かるビジネスを目指す
革新的概念「サーキュラス・エコノミー」とは
ウィリアム・アンダーヒル(ジャーナリスト)
THE CIRCULAR ECONOMY
GOES MAINSTREAM
循環型経済で
地球の未来を救え
(P21)

「誰かのゴミは誰かの資源」
(P23)

とありました。
難しいことはわかりませんが
エコはビジネスというのは大切かなと。

火山灰のコンクリートが都市の省エネを促進
(P26)

コオロギ食は地球と体に優しい
トマトの廃棄物を使った夢の微生物燃料電池
(P27)

残り物のパンが美味なビールに
(P30)

プラスチック容器による海洋汚染が世界各地で深刻化するなか、その解決策の1つとして注目されるのが、使い捨ての飲料容器のデポジット(預り金)制度だ。価格にデポジットを上乗せして販売し、使用済み容器を決められた方法で返却すると返金される仕組みだが、飲料業界の反対は根強い。(P33)

なんて記事が面白かったです。
昔の 瓶コーラ や 瓶ビール みたいに、
デポジットはやるべきだと思う。

日韓の旭日旗の問題について、
グレン・カール氏(Newsweekコラムニスト・元CIA工作員)は、

済州島の港湾や沿岸では旭日旗ではなく日の丸を揚げると宣言すればいい。(P37)

と言うけど、仮にそうした場合、今度は別の問題を持ち出されると思う。韓国の人は、駆け引き上手な印象ですから。

国旗の日の丸にしても、軍艦旗の旭日旗にしても、日本人にとって、なにか触れてはいけないような雰囲気がいまだにあると思う。

この雰囲気とはいったいなんなのだろうか・・・。軍部の暴走と完膚なきまでに叩きのめされた悲惨な歴史と無縁ではないと思う。

戦後、国旗も軍艦旗も戦前のものを引き継いだ日本。ドイツのように国旗も軍艦旗も新しくなっていたら違っていたでしょうね。とはいえ、今日の 日の丸 も 旭日旗 も、僕は好きですけどね。

日の丸 も 旭日旗 も 少しずつでも 平和の象徴 となるように、叩かれても叩かれても積み重ねていくしかないのかも知れませんね。

恋は雨上がりのように3

恋は雨上がりのように3

著者:眉月じゅん 発行:2015/9 小学館

17歳の寡黙な高校生 橘あきら と
45歳のファミレス店長 近藤正己 の

小さな恋のものがたり(1巻表紙より)

読みだすと 面白くて すっかりはまってる

読んでて ぐっと きてしまったのは

あれ?
今、コレ俺・・・
店長史上、過去最大にスタッフたちとコミュニケーションをとれている・・・ !!??
俺に必要なのは、
ビジネス書ではなかったんだ・・・
ハムスターだったんだ !! (P28~29)

本ってね、一方的にすすめられて読むものではないんだよ。
特に、読み慣れていない人には。
もしその本が合っていなかったら、読み進めるのが苦痛になっちゃうでしょ。
本を嫌いになってしまう。
それに、
普段、読書をしない橘さんが図書館へ来たってことは、
どこかで橘さんを呼んでいる本があるのかもしれない。
それはきっと、今の橘さんに必要な本だよ。(P108~109) 

たしかに( ^ω^)・・・

いいこと言うね!

(2018年の46冊目)

不死身の特攻兵

不死身の特攻兵

軍神はなぜ上官に反抗したか

著者:鴻上尚史 発行:2017/11 講談社現代新書

すごい人がいたもんだな。
あの時代の日本にさ。
今を生きる僕達は、
もっと知らなければいけないよね。

同じ轍を踏まないように(P193)。

読んでいて印象に残ったところ

9回出撃して、体当たりしろという上官の命令に抗い、爆弾を落として、9回生きて帰ってきた人がいました。名前は佐々木友次。その時、彼は21歳の若者でした。(P3)

『青空に飛ぶ』講談社 2017/08 鴻上尚史 (P4)

『特攻隊 振武寮 証言・帰還兵は地獄を見た』講談社 著者:大貫健一郎 (P8)

『陸軍特別攻撃隊』著者:高木俊朗 文芸春秋 (P16)

『イムパール』著者:高木俊朗 (P24)

戦況が悪化すると、陸海軍の中から体当たり攻撃を主張する声が聞こえ始めた。(中略)
岩本大尉も竹下少佐も、体当たりには反対だった。理由は、体当たりが操縦者の生命と飛行機を犠牲にするだけで、効果があり得ないと考えるからだ。(中略)
どんなに急降下で突っ込んでも、飛行機の速度は爆弾の落下速度のおよそ半分になってしまう。(中略)
海軍の実験では、800キロの徹甲爆弾(非常に硬く装甲甲板の貫通能力があるタイプ)を高度3000メートルで投下することが、アメリカ艦船の装甲甲板を貫く最低の条件とされた。急降下では、貫通に必要な落下速度が出ないのだ。(中略)
甲板を貫く「徹甲爆弾」は海軍にしかなかった。(P33~35)

岩本隊長の作戦
「もうひとつ、改装した部分がある。それは爆弾を投下出来ないようになっていたのを、投下できるようにしたことだ」(中略)
「操縦者も飛行機も足りないという時に、特攻だからといって、一度だけの攻撃でおしまいというのは、余計に損耗を大きくすることだ。要は、爆弾を命中させることで、体当たりで死ぬことが目的ではない」(中略)
「体当たり機は、操縦者を無駄に殺すだけではない。体当たりで、撃沈できる公算は少ないのだ。こんな飛行機や戦術を考えたやつは、航空本部か参謀本部か知らんが、航空の実際を知らないか、よくよく思慮の足らんやつだ」(P68~70)

軍の検閲があるから、こういう記事を書いたというより、こういう記事を書いた方が国民が喜んだ。つまり、売れたから書いたと考えた方がいいだろう。売れるのなら、売れる方向に記者は熱を入れる。筆を競う。それが、さらに次の特攻を用意した。(P76~77)

攻撃を受け、生還の望みのない兵士が、自主的判断で敵に体当たりをすることと、組織として「九死一生」ではなく「十死零生」の命令を公式に出すことは、根本的に違うのです。(P238)

特攻が続いたのは、硬直した軍部の指導体制や過剰な精神主義、無責任な軍部・政治家達の存在が原因と思われますが、主要な理由のひとつは、「戦争継続のため」に有効だったからだと、僕は思っています。戦術としては、アメリカに対して有効ではなくなっていても、日本国民と日本軍人に対しては有効だったから、続けられたということです。(P257)

『大正っ子の太平洋戦争記』著者:美濃部正 (P266)

10代の後半の若者に、真夏の炎天下、組織として強制的に運動を命令しているのは、世界中で見ても、日本の高校野球だけだと思います。(中略)
その構図は「特攻隊」の時とまったく同じです。(P284)

そして、高校野球だけが問題なのではなく、みんななんとなく問題だと思っているのに、誰も言いださないから「ただ続けることが目的」となっていることが、この国ではとても多いのじゃないかと僕は思っているのです。(P284)

奇跡のような偶然で、僕は佐々木さんと会えたのだなあと思います。21歳の若者が、絶対的な権力を持つ年上の上官の命令に背いて生き延びることを選んだ。それがどんなに凄いことなのか。(P292)

 

本書の裏表紙にもあるけど、日本型組織というは〝いのちを消費する〟組織が他国に比べて多い印象です。真夏の高校野球や箱根駅伝、大相撲など、選手生命を消耗するようなものでも、精神主義的というか、伝統継続の為に変えられない様は、考えてみると恐ろしいことに繋がっているのかな・・・とも思えてきます。

残念ですが、日本型組織の弊害というものは、そこかしこにあると思います。

少子化で子供が少なくなっているのに、町内会イベントを減らすことはなかなかできないものです。仕事や家庭の都合で町内会で積極的に活動することが難しい人は辞めざるを得ません。ますます町内会会員は少なくなってしまいます。

学校のPTAしかり、部活動しかり、問題や軋轢が生じても昔のやり方を継続しようとします。継続こそチカラなりという言葉もあり、継続こそ日本の良い面ともいえます。

ですが、攻撃としての効果はほとんどないことを知りながら若しくは知ろうともせず、特攻を止められなかった日本の歴史を忘れてはならないと思います。

最後に、特攻に殉じ英霊となった皆さんに、心から感謝申し上げます。

(2018年の45冊目)