COBRA11,12

COBRA 12
著者:寺沢武一
発行2006/6(完全版)
MFコミックス (2019年の56冊目)

COBRA 11
著者:寺沢武一
発行2006/5(完全版)
MFコミックス (2019年の55冊目)

COBRAの数々の登場人物のなかで、やはり一番に魅力的なのはアーマロイドレディですね。彼女を見ていると切ない気持ちになります。コブラと一緒にいたくて、瀕死の生身の身体を捨てて、記憶を移し替えてアーマロイドになった女性。自由気ままなコブラをいつも陰ながら支える究極の相棒。その相棒の危機に際しては、どんな困難が待ち受けていても、互いに命を懸けて助け出す。その信頼関係は、唯一無二の愛と友情に包まれたもので、頼ることなく信頼し合うという理想形で、コブラにとっては帰りたい場所がアーマロイドレディの胸なのかなと、思います。

嘉泉 上撰

嘉泉 上撰 (普通酒)

田村酒造場(東京都福生市福生)

夏なもんで、

冷蔵庫で冷やして、

美味しくいただきました。

くぅ~・・・・・なかなか美味い。

財布に優しい地酒のベーシックグレード。

いつも特定名称酒ばかりは飲めないしね。

いろいろと楽しんで日本酒を飲みましょ。

明白院 山門

仕事の現場の近くに、日向和田の館(館)の城の城跡がある。もう何年も前に行ったきりですが、近くのお寺に家臣の屋敷の門が移築されているというので、現場からの帰りに寄ってみました。

車窓から探しながら、山門が視界に入ってきたときは、そこだけ時空が異なっているようで、お寺の山門としては小さな規模だと思いますが、その存在感はとても大きなものでした。

三田氏といえば、この地域の在地領主で、戦国時代に上杉謙信の側についたまま徹底抗戦し、ついには八王子の滝山城主となった北条氏照の軍勢に敗れ去ってしまったのですよね。

その遺臣の野口氏(松月良永・1629寂)がお寺さんの開基となったということで、三田氏⇒北条氏⇒豊臣氏⇒徳川氏と移り変わる激動の時代が伝わってくるようです。

山門は、館(楯)の城跡にあった田辺宇太夫屋敷の門を移築したとのことで、当時の貴重な古構を今に伝えているようです。

400年の長きにわたって人々の営みを見守ってきた山門です。柱や梁には時の風化が黒く年輪の皺となり、厳しくも優しくお寺を守りながら道行く人々を見ているようでした。

いつまでも大切に。

夏子の酒9,10,11,12

夏子の酒12
著者:尾瀬あきら
発行1991/3
モーニングKC講談社(2019 年の54冊目)

・草壁渡杜氏殿 天のない酒造り 山田信助(P218)

『夏子の酒』から、丹精込めて造った日本酒の地酒のすばらしさを教えていただきました。モーニングに掲載当時、僕は二十代前半の夏子さんと同い年ぐらいでしたが、日本酒には全く興味がなくて、この『夏子の酒』も、モーニングは読んでいながらスルーしていました。たまたま貰った『獺祭』から日本酒の美味しさを思い出すこととなり、30年の熟成を経て味わうこととなった『夏子の酒』は、著者と主人公の想いが詰まった珠玉の作品で圧倒されました。まさに夏子の酒は康龍ですね。ありがとうございました。その、著者と主人公の想いを、いただきたいです。新刊が流通していないので古本を入手させていただきました。

夏子の酒11
著者:尾瀬あきら
発行1991/3
モーニングKC講談社(2019 年の53冊目)

夏子の酒10
著者:尾瀬あきら
発行1991/2
モーニングKC講談社(2019 年の52冊目)

夏子の酒9
著者:尾瀬あきら
発行1990/12
モーニングKC講談社(2019 年の51冊目)

・これからは田畑があるから百姓をやるんじゃない 百姓には豊かな才能と努力が必要だ 未来はそういう人間が田畑を耕す 大自然の営みを受け入れる心・・・・・・ 土と水の力を理解し育む能力 あらゆる困難に耐え 乗りこえるエネルギー そしてなによりも農作物への限りない愛情 それが百姓に課せられた資格だ(P49~50)

BEGIN7

BEGIN7
作:史村翔 画:池上遼一
発行2019/7
ビッグコミックス小学館

(2019 年の50冊目)

・今、韓国軍がこの機に向かって対空レーダーを照射したら、この機は、瞬時に彼らにミサイルをブチ込む。この島が日本の領土というなら、何故、他国の実効支配を許す・・・何故、実力行使で奪い返さぬ!日本人は〝遺憾〟という言葉を口にする・・・・・・・・・その〝遺憾〟でなにが解決する・・・・・・物事を解決するのは、〝怒り〟による行動だ。少なくとも韓国人には怒りがある・・・日本人に----日本の自衛隊に、なにが出来る!竹島を自国の手で奪ってから、アメリカに租借を問え!(第56話)

遺憾の意という言葉は聞き飽きました。この言葉は外国語に訳して伝わるものなのでしょうか?これだけは言えると思うのですが、話し合いで、北方領土も竹島も、日本が実効支配出来ることはないでしょう。それが世界の現実です。

夏子の酒5,6,7,8

夏子の酒8
著者:尾瀬あきら
発行1990/9
モーニングKC講談社(2019 年の49冊目)

・大丈夫・・・・・・きっと うまくいく・・・・・・(P84)

・昔のことではない おれは未来のことを言っている! 飽食の時代など歴史から見ればほんの一瞬の出来事にすぎん まっさきに飢えが訪れるのは自給率30%のこの国だ 田畑を潰し続けるこの日本という国だ!!(P140)

酒にしても、米にしても、ものを造る人たちは、寝食を忘れるほどの夢と向上心と一所懸命さが必須ですよね。それが人を惹き込んで広がってゆく。そんなものづくりがしたいですね。

夏子の酒7
著者:尾瀬あきら
発行1990/6
モーニングKC講談社(2019 年の48冊目)

夏子の酒6
著者:尾瀬あきら
発行1990/3
モーニングKC講談社(2019 年の47冊目)

夏子の酒5
著者:尾瀬あきら
発行1989/12
モーニングKC講談社(2019 年の46冊目)

嘉泉 精撰

嘉泉 精撰 (普通酒)

田村酒造場(東京都福生市福生)

酒屋さんから聞いた話ですが、

いわゆる旧二級酒の、生産を中止して、

その分を、

上級グレードの酒に割り当てるようで、

現品限りですよ~。とのことでした。

田村酒造場さんのHPには既になく。

嘉泉のラスト旧二級の大衆酒、

美味しくいただきましたよ。

COBRA 10

COBRA 10
著者:寺沢武一
発行2006/4(完全版)
MFコミックス

六人の勇士編、今までで一番の面白さ。

コブラ、アーマロイドレディ、ゴクウ、ホーク、ミスティー、ドブスン、そしてクリスタルボーイが暴れまわる。

・しかし身にかかる火の粉を己の力ではらい落とせぬような男は・・・・・・(中略)必要としない。(P278)

というセリフには、ゾクゾクしましたよ。

(2019 年の45冊目)

夏子の酒2,3,4

夏子の酒4
著者:尾瀬あきら
発行1989/9
モーニングKC講談社(2019 年の44冊目)

夏子の酒3
著者:尾瀬あきら
発行1989/6
モーニングKC講談社(2019 年の43冊目)

夏子の酒2
著者:尾瀬あきら
発行1989/3
モーニングKC講談社(2019 年の42冊目)

・夏子さんは 人に 頼らなければ 龍錦を育て られませんか (P118)

読み手の僕にも刺さる言葉でした。

小さな蔵の、杜氏と蔵人が、

丹精込めて造った美味しいお酒。

そんなお酒を飲みたいよね。

鮎正宗 たかね錦 純米酒(青ラベル)

鮎正宗 たかね錦 純米酒 (青ラベル) (720㎖)

鮎正宗酒造(新潟県妙高市大字猿橋)

ふらりと入った初めての酒屋さんで、

目当ての四合瓶を探すも見当たらず。

で、老店主がすぐに表れて(笑)、

「一升瓶?四合瓶?」ときたので、

四合瓶と答えると、

「贈り物?自分で飲むの?」ときたので、

自分で飲むと答えたら、

「これがお勧め」ときました!

じゃ、これくださいと買ったお酒です。

わくわくしながら開栓、ぐい吞みに注ぐ。

飲んでみる。美味い。

勧めるだけのことはある。

さらりと軽い口当たり、さわやかな芳香。

なかなかのものです。

5月から日本酒にはまって、

初の新潟の酒です。

日本酒っていいね。