河よりも長くゆるやかに

河よりも長くゆるやかに 2
著者:吉田秋生
発行1985/3
PFビッグコミックス

(2019年の62冊目)

河よりも長くゆるやかに 1
著者:吉田秋生
発行1984/5
PFビッグコミックス

(2019年の61冊目)

男性心理が男の作家以上に分かりすぎていて、男子会の他愛のない日常の下品な雑談について、極めて自然に成り立っているのが面白い。

物語は、どこの基地の街なのかな~と思ってたら、なんと舞台は福生じゃないですか~!

背景の看板に福生の文字が入っていたり、「拝島のホームで待ちあわそーぜ」なんてセリフがあったりで、身近な生活圏が舞台で親しみを感じます。

父とは母との離婚で別居、母とは死別、残された姉と弟のアパートでの二人暮らし。けして恵まれているとはいえないけど、逞しく生きていく姉と弟に、家族の絆や孤独を感じました。

経済的に恵まれていれば幸せとも限らない。今いる場所から幸せへの途中が一番幸せなんだろうな・・・なんて思ったり。

よい作品です。

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