BANANA FISH 19
著者:吉田秋生
発行1994/10
小学館 フラワーコミックス
物語が後半に進むにつれ、アッシュはどうなる・・・、英二は・・・。
とても気がかりでしたね。
抗争や身を護る為とはいえ、対立するグループやマフィアのメンバーを殺し過ぎているアッシュに、平和で自由な日々は訪れるのだろうかと・・・。
なんとなく、アッシュに訪れる最後は、予感するところがありましたが、最後に平和で自由な日々が訪れてよかったんじゃないかと、思いました。
短編の ANGEL EYES では アッシュ と ショーター の出会いが描かれ、光の庭 では 英二 と シン のその後が描かれ、最終巻を飾るにふさわしいラストとなっています。
もう連載から34年、コミック発売から25年も経つのですね。
僕は BANANA FISH を、海街diary つながりで、初めて読んだのですが、本当に面白かったですね。
吉田先生の作品は、感情描写が繊細で、セリフのない部分から伝わってくるものに、僕は心が揺り動かされてしまうんですね。
・
BANANA FISH 15~18
著者:吉田秋生
発行1992/11 ~ 1994/4
小学館 フラワーコミックス
(2019年の82~86冊目)