首都圏貨物列車撮影ハンドブック
編著:大鶴倫宣
発行:2015/10
イカロス出版
貨物列車のMOOK本を買ってみました。
大好きなEF65型 1000番台 国鉄カラーの雄姿がたくさん観れて嬉しいです。
僕は電車よりも、貨物列車を引く機関車が好きです。
重い貨車を引いて力強くゆっくりゆっくり走る姿、唸るモーターやエンジンの音、レールの継ぎ目の響きなど、いつみても鳥肌が立つんですよね、カッコイイなって!
電車に比べると汚れていたり、古かったり、錆びていたりもするけれど、寡黙な働き者で、武骨で、あこがれてしまうんですよね、乗り物として。
子供の頃に青梅線や五日市線を走っていたED16型 電気機関車 の牽引する石灰石の貨物列車が影響しているのかな・・・と思っています。
チョコレート色の愚鈍なED16型 電気機関車は、踏切で遭遇すると遅いし石灰石列車は長いしでなかなか遮断機が上がらなくて・・・。
でもあるとき、D51型 蒸気機関車が昭和10年からの製造なのに、ED16型 電気機関車は昭和6年の製造で、電気機関車なのに蒸気機関車のデゴイチより古いと知ったとき、子供ながらに本当に驚いて、ED16型 電気機関車のファンになってしまいました。「あの電気機関車はデゴイチより古いんだぜ」とよく吹聴していたのを憶えています。ほとんどの大人は信じてくれませんでしたがね・・・。
大人はわかってくれない・・・今思えば、他の事も含めて、幼稚園に入る前からそう思っていたことを思い出しちゃいました。
未就学~幼稚園児の頃が、一番発想力豊かだったかな(笑)。
貨物列車で、あの頃の気持ちを思い出すことができて、市川紗椰さんの本に感謝ですね。