理系サラリーマン 専門家11人に「経済学」を聞く!

理系サラリーマン 専門家11人に「経済学」を聞く!

著者:平林純 発行:2008/05 光文社

講師:大竹文雄 玄田有史 友野典男 松原隆一郎 小島寛之 奥村宏 西村和雄 森永卓郎 中島隆信 栗田啓子 中村達也

 

公立の図書館のリサイクルコーナー(放出本)で、面白そうなタイトルに目が留まって、読んでみようかと手にしたのが本書との出会いです。

 

読んでみて、たしかに・・・・・・と思ったところ。

インターネットの登場により、“必要な人は育てる”やり方から、“必要な人を検索する”時代に変わってきている、ということがわかりました。そして、自分の能力を磨き続けていないと、“検索されない・採用されない”時代になってきているようです。(P034)

経営者は「会社は従業員のものではない」と考えている(P129)

「ひとつ」を選ぶことが選択というものであるなら、選択肢が増えるということは、「選べない選択肢」が増えていくということでもあるんだな、とふと感じました。(P143)

中島 人は必ず合理的に動くと考えると、変な例ですが、例えば暴力団の行動なんて、法に守られていないぶん、非常に合理的にできているはずです。それとは逆に、法やルールで動く仕組みの場合は、それで守られてる人もいるけれども、守られない人もいたり、細かいところに目が行き届かなかったり、コストがやたらにかかったり、というように、どうしても非合理的でうまく動かなかったりしがちになりますね。
平林 借金の取り立てなんかがそうですよね。お金を貸した相手が返そうとしない、という時に、合法的に回収しようとすると、裁判なんかで時間もお金もすごくかかってしまう。だから暴力団に頼んだほうが早くて安上がりだ・・・・・・とか。なるほど、暴力団が存在し続ける理由も合理的に納得できてしまいました。・・・・・・あぁ、そうか、こういう納得が“世の中のあり方がわかった”と思える感じなんですね。(p174~175)
なお、暴力団は「合理的な」存在として納得できる、という話をしていますが、「合法的な」存在として容認しているわけではありませんので、そこのところはお間違えなく・・・・・・。(P183)

中島 最近、哲学者の鷲田清一さんが書いた『「待つ」ということ』(角川学芸出版)という本にすごく惹かれたんです。“待つ”ということから人間が受ける影響、例えば『走れメロス』での“待つ”ということから生じた、心の葛藤や成長といったものを深く考える。そういう学問も面白いと感じました。(P176)

「賭けることが出来る人」が経済を動かしている(p223)

(2018年の12冊目)

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