8/23(木)、城ヶ島灯台に行ってみた。
三浦半島の先っぽの先 城ヶ島 。
岬の頂に建つ 小さな灯台 。
鎌倉時代、三浦水軍の本拠地で、戦国時代に北条氏との戦いで滅亡するも、その残党の末裔の苗字は今も残るようです。
歴史ロマン・・・勇壮な血が流れているのですね。
幕末から昭和20年の終戦まで砲台が置かれ、城ヶ島の名に相応しい歴史があります。
そうそう、小学一年生の頃、東大生のことを灯台生だと思っていて、灯台の塔の階段に座って講義を受けているものと本気で思ってました。「すっげ~、あの筒の中で勉強してるんだ~、カッコイイ~」と、灯台の図鑑の断面図を見て、想像に胸が膨らんでいました。いや~お恥ずかしい。灯台って言うと思い出しちゃうんですよね(笑)。
案内板
この案内板で一番心が揺れ動いたのは、
猫しゃんでした。
実に気持ち良さそうに寝ていて、指先 とか 肉球 とか 鼻先 とかそっと触れても、
微動だにせず爆睡。
近くで飼われている愛され猫なんでしょうね。癒されました。
灯台から見える太平洋は、台風20号の影響で、波打ち際は白い飛沫が上がっています。
昼食(鮪カツ丼・懐かしい味)をいただいた しぶき亭 のご主人に、「波が高いので波打ち際にはあまり近寄らないでくださいね」と丁寧にお知らせいただきました。楽しく食事が出来ました。ありがとうございます。
江の島展望灯台にも寄ってみました。Sea Candle ともいうそうです。
旧江の島灯台(僕の記憶にあるのはこっちかな)は、日本初の民間灯台だったそうです(知らないことばかりですね)。
現在の灯台は 江ノ島電鉄 により、清水建設の設計施工で、2002年に着工~2003年に竣工、地上60m、海面から107mの高さで、光達距離は46km(民間灯台としては国内最大級)とのことです。
台風20号の影響で、呼吸困難(笑)になりそうな、髪の毛グシャグシャになるような(僕の毛は微動だにしない・・・ないけど)、強風が吹いていましたが、海風はなかなか気持ちよかったです。
Sea Candle 展望台から 江の島大橋 を見下ろす。風で舞った土埃で白っぽく霞んでいます。波のうねりがよく見えます。猛禽類のトンビさんが、気持ち良さそうにヒラリヒラリと滑空していました。
ダムもいいけど、塔っていうのもいいもんだね。小さな灯台って素敵です。