朝霞に所用で赴いた後、少し時間が出来たので、ちょっと足を延ばして岡城跡(朝霞市岡三丁目)に寄ってみました。
黒目川沿いの城山公園の駐車場(30台程)に車を駐車させてもらいます。
僕の大好きな小さな城山(丘)ですので、まずは城跡の周りを一周することに。
城跡東側の黒目川沿いより城跡を望む。
城跡北側の黒目川沿いより城跡を望む。手前は城山公園の駐車場です。
城跡北西側(写真上側)をぶち抜く道路向かいの広場にあった案内図ですが、色褪せしてよく見えません。
城跡西側より城跡を望む。城山公園へのアプローチ階段が整備されています。
階段左側の案内板が、小さな城山の全容を楽しく案内しています。
トイレの外壁のイメージ図が、当時の城山を想起させます。
岡城跡外周を一周して、北側の黒目川方面から登城開始。
小さいんで、あれっ・・・という間に一の郭に着きました。
( ´艸`)
ま、当時はこういうルートはなかったでしょう。
普通は、四の郭、三の郭と段階的に入る訳で・・・、ワープしちゃったようなもんですね。ショートカットというか、ズルというか。
知らなかったんです、許してください、
城主さま<(_ _)>。
一の郭は、雑木がたくさん生い茂ってて、
眺望はあまり利きませんが、当時は渡河ポイントを押さえた要衝だったのではと想像します。
一の郭から二の郭へ。
逆ルートの登城ですが(笑)。
いや違う・・・。
ワシは一の郭から二の郭へ降りたのじゃ。
皆の者、頭が高い、控えおろ~。
で、余談はともかく、
左の二の郭より、右の一の郭のほうが高いことがわかります。
500年の時の流れで、間の空堀は緩く浅くなっちゃってますが。
戦国時代の岡城は、城山公園となって、園児たちの憩いの場所になっています。
城跡としては幸せなんじゃないかな~と、ふと思いました。この場所で、こんなに明るく小さな輝く未来ある命が躍動しているんですもの。戦いで散っていった城兵さん達も癒されているんじゃなかろうかと思いました。
左の三の郭 と 右の二の郭の間の空堀。
遊歩道が整備されています。
振り返って樹々の間の木漏れ日を見上げる。
ある意味もっとも城跡っぽい光景。
ふと一礼したくなりました。_(_^_)_
すると背筋にゾクゾクゾクと・・・。
んーなんだろ・・・不思議な感じですね。
岡城跡(朝霞城跡)を後にします。
500年前の戦国時代。
生きるか死ぬかの瀬戸際で、
人びとの生きる希望はどうだったのか。
一年後、数か月後、いや明日をも知れぬ我が命、我が家族、我が仕事。
現在の日本の不景気、倒産、リストラ、その他もろもろの現代人の悩みを、戦国時代に生きる人々が見たとするなら、なんて平和で幸せなんだと思うだろうか。
もののふ達の魂を、息吹を、感じたいし学びたいですね。
生きることとは、戦いだ。
であるなら、戦いとはなんなのか。
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帰宅後、画像をみて少しびっくり。
青く光る球体が写っています。
やはり・・・といった感じです。
なにかはわかりませんが、
もののふ達の魂を、
ほんの少しだけ感じた気がします。