2年目の再分裂 「任侠団体山口組」の野望

2年目の再分裂 「任侠団体山口組」の野望

著者:沖田臥竜 発行:2017/08 サイゾー

読んでいて、胸にぐっときたところ

 だが、学生時代からの同級生や同じ不良グループ仲間からは、いつまでたっても織田代表は英雄なのだろう。それは、織田代表の生粋の若い衆にとってもそうなのではないか。そこには是非ではない。侠としての魅力と、生き様への魅了があるからだ。(P101)

 「必要悪」などという陳腐な言葉で正当化するつもりはないが、ヤクザ排除の弊害が出ているのが現実であろう。(中略)問題は、ヤクザの果たしていた代わりを果たす機構が不在なことだろう。(P187)

(2018年の10冊目)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です