のぼうの城

のぼうの城
監督:犬童一心
   樋口真嗣
原作:和田竜
脚本:和田竜
出演:野村萬斎  榮倉奈々
   成宮寛貴  山口智充
   上地雄輔  山田孝之
   平 岳大  西村雅彦
   平泉 成  夏八木勲
   中原丈雄  鈴木保奈美
   前田 吟  中尾明慶
   尾野真千子 芦田愛菜
   ピエール龍 市村正親
   佐藤浩一
公開:2012/11

去年の11月24日に忍城界隈を歩いて、映画を観ようと思っていて、間がずいぶんと空いてしまいました。

野村萬斎さん主演ということで、コミカルというか狂言のような活劇を期待していて、作品は想像以上に面白かったです。

8年前の映画で、今は亡き名優や自粛中の方々もいて、一期一会の時間を感じます。

ベースとして史実があって、あり得ること ~ あり得ないことまで、リアルに面白おかしく創作されていて、現代の人達が理解できる作品にするのは、まさにショービジネスだなと思いました。

時代とともに忍城は小田原城の支城となっていましたが、1590年の20000の石田三成率いる豊臣軍の来襲は、いまでいえば中国とロシアの連合軍が新潟から上陸してきて首都陥落寸前ぐらいのインパクトでしょうか。

コロナウィルスなんてかわいいもんかも知れないね。

昔の人達の逞しさは凄いや。

思ったことがある。

戦争は生きる為に他人を殺す。
動物も一緒だ。
戦う理由があり軍法に従って、
生きる為に戦って相手を殺していい。

されど生きる為に他人を生かす。
動物も一緒だ。
互いに生きる為に相手を尊重し、
共存してゆくことが一番大切だろう。

平和が一番。でも、
平和を守る為には強力な武力が必要。

生存競争をしている以上は・・・。

前も言ったけど、宇宙人が攻めてきたら、
地球は一つにまとまるかもしれない。
災い転じて福となす・・・かな。

ハゲタカ(上)

59:ハゲタカ(上)新装版
著者:真山 仁
発行:2013/9〔2006/3(2004/12刊行)〕
講談社文庫

映画やドラマで観たハゲタカの原作です。

原作は映像化された作品とは違ってます。

細かい設定が違っていて更に面白いです。

飯島常務の
「せや、ルールを決める方が主導権を握る。こっちが劣勢やったら、ルールを変えることや」(P271)
>という一言には痺れました。
 食えねえオヤジだなと・・・(笑)。

鷲津は、駐車場に停めてあったスポーツイエローのポルシェ「GT3」まで小走りに近づき、ドアを開けた。(中略)マイルスの「死刑台のエレベーター」を見つけると、カーステレオに放り込んだ。(P424)
>画像検索&ユーチューブで聴く。
 ( ´艸`)

カッコイイっすね~。

澤乃井 奥多摩湧水仕込

29:澤乃井 奥多摩湧水仕込
小澤酒造(東京都青梅市沢井)

澤乃井さんのベーシックな普通酒だよん。

相変わらず、はぁ~・・・詩は嫌いです。

誰よ これ 書いてるの・・・。

やかましいわ・・・。

でも、好きな人もいるんでしょうから、
オイラの方こそ大きなお世話かも(笑)?

お味は、ベーシック~って感じ。

お酒が切れて、20時過ぎてて、
仕方なくコンビニ入って、大手は避けて、
唯一の地酒を選んで、このお酒。

澤乃井さんの詩は嫌いだけど、味は好き。

ごちそうさまでした。☆はないよん。

ヤマケイレイルブックス12 最新JR機関車

ヤマケイレイルブックス12 最新JR機関車
写真:広田尚敬
解説:坂 正博
発行:2002/3
山と渓谷社

最新と銘打っていますが2002年です。
( ´艸`)

図書館の放出本をいただきました。
_(_^_)_

2002年当時に現役の機関車の雄姿が写っています。

EF81、EF65、EF58、DE10、DD51など往年の名機が盛りだくさん。

もう走っていない機関車もありますね。

昔、重連型のEH200を立川駅で初めてみたとき、21世紀の機関車だぁぁぁ・・・としばし絶句したことを思い出しました。Hって動輪が8軸もあんのかよ・・・って驚いたもんです。音が ヒュ~ ゴトトン ゴトトン ファァァッ ってカッコよかった~。

貨物輸送というのはロマンがありますな。

マイカーも商用車に乗ってるぐらいです!

飛行機も貨物機が好きですし。

昔は軽トラでドリフトしてましたし。

関係ないか ( ´艸`) 。

お金の大事な話

58:お金の大事な話
  「稼ぐ×貯まる×増える」のヒミツ
著者:泉正人
発行:2009/12(2006/10発行本の一部改稿本)
WAVE出版

笑っていいよ!

書くのが恥ずかしくなるようなタイトル。

著者は、本当に実業家メインなのか、自己啓発本作家メインなのか、知名度を上げてスクールビジネスに誘導目的なのか、考えてみた。

全部そうだろうな・・・と思いました。

全部本気でやってて楽しそう。楽しいから本をいっぱい書くんだろうね。書かずにいられないんだろうね。それでお金を生むんだからたいしたもんです。どれが本業かなんて、野暮な発想かな。

でもきっと、気持ちは自己啓発本作家なんだろうな。

この本を読むきっかけは、7/5の記事の『年収1000万円の貧乏人 年収300万円のお金持ち』という本に泉正人さんの名前が出ていたから。

最初、コラムニストの泉麻人さんと勘違いしていて、不思議な腑に落ちない気持ちで、こんな本も書くんだ凄いなぁ~って感心していたら、別人でした。

読んで見て、

人との接触では聞き役に回ることが大事だということもわかった。(P63)

「こんなことができたらいいな、と思うことが大事で、(P92)

「教育が高くつくというなら、無知を試してみるがいい」(P165)

「そこにいて、何が学べるか」(P168)

自分の身の回りにある数字に「ゼロを一つつけて考える」(P177)

なんてところにグッときましたね~。

僕が自己啓発本を今更読むのも滑稽なのですが(笑)、とにかく逆に楽しんで読んでみました。家でね。読んでるとこ誰かに見られたら、恥ずかしいし・・・。それを公開してるってあ~た~、よくやるわ。

違うんだよ、たいしたことないオッサンが、壮大なサクセス系の本を読んでるなんて、猫に小判感ありありで・・・滑稽すぎる。人前で雑誌のグラビアのお姉ちゃん見てるほうが恥ずかしくない(きっぱり)・・・見ないけどね、人前では(笑)。

でもね、大切なことがたくさん書かれていて、為になる本でしたよ。
(古本ですいません)

追伸:本に出てくる星さんて実在するのかな・・・。

詩歌川百景 第4話

月刊フラワーズの9月号に、
吉田秋生さんの最新作である
詩歌川百景の第4話・冬の花
が掲載されてます。

なんと、季節は冬です。

しかも雪深い温泉街です。

涼しそうでいいなぁ(笑)。

1話で40ページありますんで、
週刊まんがの倍近くありまして、
しかもストーリーや心理描写他、
細部まで丁寧につくられていて、
実に読みごたえがあります。

海街diaryも名作でしたが、
その後のスピンオフの本作にも、
すっかり魅了されています。

次作は11/28発売の1月号で、
10/10にコミックスの第1巻が、
発売される予定とのことです。

楽しみです。

ちなみに、月刊フラワーズは、
詩歌川百景しか読んでいませんが・・・。
( ´艸`)

首都圏貨物列車撮影ハンドブック

首都圏貨物列車撮影ハンドブック

編著:大鶴倫宣
発行:2015/10
イカロス出版

貨物列車のMOOK本を買ってみました。

大好きなEF65型 1000番台 国鉄カラーの雄姿がたくさん観れて嬉しいです。

僕は電車よりも、貨物列車を引く機関車が好きです。

重い貨車を引いて力強くゆっくりゆっくり走る姿、唸るモーターやエンジンの音、レールの継ぎ目の響きなど、いつみても鳥肌が立つんですよね、カッコイイなって!

電車に比べると汚れていたり、古かったり、錆びていたりもするけれど、寡黙な働き者で、武骨で、あこがれてしまうんですよね、乗り物として。

子供の頃に青梅線や五日市線を走っていたED16型 電気機関車 の牽引する石灰石の貨物列車が影響しているのかな・・・と思っています。

チョコレート色の愚鈍なED16型 電気機関車は、踏切で遭遇すると遅いし石灰石列車は長いしでなかなか遮断機が上がらなくて・・・。

でもあるとき、D51型 蒸気機関車が昭和10年からの製造なのに、ED16型 電気機関車は昭和6年の製造で、電気機関車なのに蒸気機関車のデゴイチより古いと知ったとき、子供ながらに本当に驚いて、ED16型 電気機関車のファンになってしまいました。「あの電気機関車はデゴイチより古いんだぜ」とよく吹聴していたのを憶えています。ほとんどの大人は信じてくれませんでしたがね・・・。

大人はわかってくれない・・・今思えば、他の事も含めて、幼稚園に入る前からそう思っていたことを思い出しちゃいました。

未就学~幼稚園児の頃が、一番発想力豊かだったかな(笑)。

貨物列車で、あの頃の気持ちを思い出すことができて、市川紗椰さんの本に感謝ですね。