ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた

ネットがつながらなかったので仕方なく
本を1000冊読んで考えた
そしたら以外に役立った

著者:堀江貴文 発行:2013/08
角川書店

一冊は買おうと古本屋さんに入ったけど、これはと思う本を見つけられず、仕方なくというか、なんとなくというか、面白いかもと思って買ってみたけれど、さすがホリエモンですね、面白かったです!

言葉として納得したり、僕も読んでみたいなと思ったりした本は、

 

やってみたいと思ったら(中略)実際にやってみること。(P27)

『理系の子 - 高校生科学オリンピックの青春』著者:ジュディ・ダットン 訳者:横山啓明

子供たちに必要なのは夢や希望だということ。(P42)

情報が入ってきたら(中略)アウトプットする習慣をつける。(P43)

(前略)可能なのだから、実現されることが自然なのだ。(P47)

自分の仕事が一種類しかないというのは、時代遅れではないだろうか?(P51)

自分が欲しいサービス・モノをつくりたいと、ただただ思って行動している。(P52)

自分でやってみて、そこから自分だけに見える風景を目に焼き付けること。(P57)

〝上り調子〟を演出(P78)

『山賊ダイアリー』著者:岡本健太郎

どう生きるかを決めるのは自分自身だが、人がどう生きたかを教えてくれるのは、案外、本だけだったりする。(P87)

勝利への恍惚感と興奮が入り乱れた「さあ、どうなる?」という感覚。これは人生で数あるラッキーな瞬間において、〝さらに踏み込んだ者〟だけが手にすることができる。(P91)

やはり知識を持っている者だけだ。(P105)

これから物事を起こすために必要なのは、結果論の分析ではなく、0を1にする行動でしかない。(P121)

未知を既知にしていく喜びは、人を永遠の少年にする。(P138)

『経済ってそういうことだったのか会議』著者:竹中平蔵,佐藤雅彦

『日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門 - もう代案はありません』著者:藤沢数希

『グラゼニ』原作:森高夕次 漫画:アダチケイジ

何が新情報で、どこまでが旧情報かの土地勘が身につけばいいのだ。(P166)

訳というのはただの機械的作業ではなく、異なる言語間での〝意味の移動〟がいかに上手くできるかにかかっていると言えるだろう。(P168)

 

ホリエモンさんのことを僕はあまり好きではありません。好きではありませんが、とても優秀な方で、言っていることはストレートで、挑発的で、誤解を招きやすいというか、あえて喧嘩を売っているというか、あると思いますが、言っていることは結構正しいと思っています。

(2018年の30冊目)

高幡鹿島台ガーデン54 & フォレステージ高幡鹿島台

2018.7.14 12:45 多摩都市モノレールに乗って程久保駅で下車。愛機 Dwarf galaxy 号とともに降り立つ。30度超えの気温、日射、舗装の照り返し、目的地方向の丘を見上げていると、折りたたみ自転車で来たことを少し後悔しましたが、上り坂も検証してみようと思います。

中程久保から西に向かって斜面を登り始める。200mほど進んだら右折して北に向かって更に急な坂を登り始める。たった3速ギアの折りたたみ自転車にとっては、かなりの坂で、道路沿いの塀の目地を見ると勾配がわかろうかというものです。この真っ直ぐで長い急坂は、積雪やアイスバ-ンの際はどうするのだろうかとか、道路でキャッチボールや玉蹴り遊びなどしてキャッチし損ねたらどうなるのだろうかとか、ブレーキの効かない子供の自転車の暴走等々、妄想は膨らんで、恐怖を覚えてしまいました。車庫入れで車のフレームが歪まないかなぁとかも・・・。

丘を越え、道は急な上り坂(南斜面)から緩い下り坂(北斜面)に変わりました。左手には高幡鹿島台のガーデン54とフォレステージの内部に開かれた住宅街が広がっているようです。先に高幡鹿島台ガーデン54(1984)のほうから訪れてみます。

建築家:宮脇 檀さんが宅造設計の段階から環境計画に取り組んだとのことで、ボンエルフ、ポケットパーク、フットパス、生垣、街路樹、シンボルツリー、門扉、門灯、駐車場などを統一して、連続性のあるヒューマンスケールの美しい街並みがそこにはありました。そこだけ別世界といってもいい街並みでした。

ボンエルフ(生活道路において、車道を蛇行させるなどして自動車の速度を下げさせ、歩行者との共存を図ろうとする道路 Wikipedia)、生垣、シンボルツリー、門扉、門灯、駐車場などの外構が統一された美しい街並み。

街区を横切るフットパス(小道)は、風や光が駆け抜け、街路と直行する生活動線をとっていて、視覚的にも楽しい変化があった。

住宅方向にはカメラを向けなかったのですが、空き地があったので向けさせていただきました。まさに宮脇 檀さんの設計した住宅地という感じですね。このデザインは1984年ということで34年も前のものですが、これらのデザインが、今日の住宅メーカーや街の外構に与えた影響はとても大きいと思いました。

ポケットパークは、息抜き、コミュニケーションの場、住宅街の品位や快適性を高めていました。

仕事柄か地面のことが気になるのですが、植樹ますや雨水側溝がコンクリート製でなく、煉瓦を斜めに使用したものであることに感動してしまいました。こういう部分でも人への配慮が感じられますね。公共の建物の外構でこういう納まりはあると思いますが、もしやその元祖なのかな・・・と思ったもので。

擁壁の水抜き穴も目地と組み合わされて四角くて(中の塩ビパイプは丸形ですが)、カッコイイですね。

緩い曲線と並木と街路灯と植樹桝とボンエルフ。30数年が経過し、痛みもありますが、それも含めて美しい街並みだと思います。

住宅街の並木とは。

フットパス(小道)とは。ポケットパークとは。

隣接するフォレステージ高幡鹿島台(1997)へ。

上記の高幡鹿島台ガーデン54に隣接した社宅跡地を、宮脇 檀さんの設計で再開発した住宅地とのことです。

ガーデン54とは趣を変えて、緑化されて緩やかに曲がる街並みと、クルドサック型(道路の末端がサークル状で自動車はUターン可能)の道路及び広場には、居住者共有のシンボルツリーで緑化された憩いの場が広がっていました。

ここの擁壁の水抜き穴は四角くではなくて丸形でしたが、やはり目地と組み合わされていて、美しい納まりなのではないかと思いました。

シンボルツリーの廻りを廻れることについて、宮脇 檀さんの住宅設計では特徴的な回遊性というものを、意識してしまいました。楽しい広場ですね。井戸でもあれば井戸端会議に華が咲きそうです。

緑化されて緩やかに曲がる街並み・・・なかなかここまでは一般の住宅街では計画することは出来ないでしょう。ですが、これからの郊外の街並みは、長所がないと過疎化して没落してゆくケースが増えると思います。

高幡鹿島台ガーデン54、

フォレステージ高幡鹿島台、

ともに素晴らしい住宅街でした。

建築家:宮脇 檀さんの住宅設計に対する圧倒的なスペックや熱意を、一端から思い知らされるような経験になりました。

ガーデン54とフォレスレージともに、街区内外では素晴らしい設計でしたが、街区の外側に広がる一帯は、斜面と言うこともあって、住むにはそれなりの覚悟がいる場所と感じました。冒頭で述べましたが、積雪、アイスバ-ン、道路で遊べない、自転車には不向き(電動アシスト必須(自転車趣味人除く))、なにより年を取ったら歩いて買い物や駅に行くことも難しいので、これからはライフラインの維持も含めてどうなのかなと思いました。なにか、坂の街として、地域をけん引するものが必要なのではないかとも思いました。

すぐ北東には、高幡城址があるので(そういう厳しい地形ということです)、別の機会に行ってみたいと思います。

13:45 程久保駅にて愛機を輪行バックに収納して、多摩都市モノレールに再び乗り込みます。予定より早く戻りましたが、坂道で頑張りすぎたのと、この猛暑で参ってしまったからです。宮脇 檀さんの設計した・・・ということでなければ、折りたたみ自転車で丘を登ることもなかったでしょう(笑)。

モノレール車内で、近くの二人組の女子高生が「あのバックに何が入っているのかな?」「たぶん折りたたみ自転車だよ」と、話しているではありませんか。よく分かったなと感心しました。さすがだね。なんか嬉しかったな。

地元の駅を降りて、古本屋さんへ。一冊必ず何か買おうと決めて店に入るも、これはと思える本を見つけられず。仕方なく何年か前の本だけど、ホリエモンが刑務所で1000冊の本を読んだらしいので、面白そうなので買ってみた。刑務所もスキルにして、起き上がって来るのは凄いなと思います。ロケットも造ってるし。

17:15 福生にて、多摩サイの夕陽を望む。

17:30 帰宅しました。

自宅~駅 程久保駅~現地~程久保駅 駅~古本屋~自宅 の行程で、本日は15㌔ほど走りました。

暑かった~。ポロシャツが、汗で蒸れて、エアコンで乾いてを繰り返して、帰宅時にはプール帰りの海パンみたいな匂いになってた(笑)。

世界で一番美しい住宅デザインの教科書

世界で一番美しい住宅デザインの教科書

巨匠『宮脇 檀』に学ぶ家の仕組み

著者:中山繁信 発行:2012/11

X-Knowledge

久しぶりに、建築家 宮脇 檀さん関連の本を読みました。僕の本棚には宮脇さんの本が10冊ほどあります。軽い気持ちで読みはじめたのですが、スケッチや図面、写真や解説文を見ているうちに、今は亡き宮脇 檀さんの住宅設計者としての才能に圧倒されたのか、震えてしまいました・・・。そのすぐ後に地震が来て、辺り一帯が震えだして更に驚きましたが(笑)。僕が言うまでもなく、宮脇 檀さんは、巨匠と言われる建築家でしたが、亡くなってもう20年にもなるのに、今でもその作品の斬新さは色褪せていないと思います。残念ながら既に現存しない作品も多いとは思いますが、見てみたいと思いました。没後20年の回願展がやっていたようですが、どうやら間に合わなかったようです。残念です。なにかやっていたらみたいです。

読んでみて、ぐっと来たところは、ほとんど全部なんですが、少しだけ紹介したいです。

 

作品も人柄も「モダンディズム」
宮脇さんは誰もが認めるダンディな建築家であった。そして、外見ばかりでなくセンスも良い。「モダンな住宅を設計するダンディな建築家」を略して、私はこう呼んでいる。(P22)

狭い空間を有効に使うこつは、こういった綿密な下調べと、それにもとづく細かく丁寧な設計にあるのだ。造付けの家具とは、収納棚のオーダーメイド化である。既製品の収納箪笥のように無駄な空間をつくってしまっては、建て主に満足してもらうことはできないだろう。(P46)

宮脇さんは都市部の建築の外壁には派手な色を塗るが、別荘地では内部に強い色を使う。それは、自然と調和させるための配慮が必要な外部とのコントラストでもある。(P62)

宮脇さんはこの石津氏から山中湖の別荘の設計を依頼された。石津氏が当時の若き建築家 宮脇 檀 に依頼した時の一言が「面白い家の案ができるまで見せなくていい」であった。(P76)

センチ刻みの設計
私はこれほど細部にわたって神経が配られ、何1つ無駄なスペースを出さずに設計された住宅を見たことがない。収納も一切の無駄をなくすため、必要なモノとその寸法が徹底的に洗い出され、それらをしまう場所を決めたうえで設計している。(P118)

リビングより半階上がり、45度の角度に振られたブースには、上部の高い吹抜けの解放感がある。リビングを上から見降ろす位置でとる食事は、このうえなく楽しく、そして心地よい。(P126)

しかし宮脇流住宅では、和洋室にかかわらず、必ずと言って良いほどこの障子が用いられているのである。(中略)
宮脇さんは、紙の張り替えが必要な障子を敬遠して、カーテンを好むクライアントを嫌った。きちんと手入れができなければ、美しい空間に住む資格はないというこだわりである。(P174)

高幡鹿島台ガーデン54(P178)

 

是非、本書を読んでみてほしいです。スケッチや図面、写真や解説文などの内容を考えると、ものすごくお得な本といえるでしょう。

(2018年の29冊目)

ミニトマト

7/8

プランターに植え替えて一週間、
徐々にですが大きく育ってきました。
苗の根元から横に生えてる枝は、

メインの茎の成長の為には、
ない方がいいんじゃないかと思って、

チョキンと切ってしまいました。
そろそろ必要かなと、長さ1500㍉の
11φのメイン支柱2本と、
8Φのサブ支柱8本を建ててみました。
で、

メイン支柱に茎を緩く縛ってみました。

トマトの原産はアンデス高地らしく、
ということは、母を訪ねて!・・・、
下の記事とはお母さん繋がりかな!
でもないか・・・(笑)発想が、
アンデス → 母を訪ねてって、
発想が豊かじゃないでしょ。
けれども~マ~ルコ~♪
まだ言ってる。
でもあの物語、いいお話しだったよね。
それはともかく、アンデス系なんで、
お水をあげ過ぎてはいけないらしい。
毎夜たっぷりあげていたので、反省です。

しかし、背景が美しくない( ´艸`)。
その乗らない自転車は僕の管理下になく、
処分するよう言っても一生乗らないのに、
朽ち果てるまで捨てない人がいるんです。
伸び放題の木もなんとかしてほしい。
僕が切ると怒りだす●~*んだからさ。
小さいことだけど面白くないっす。

66666.6km

24:15

Kawasaki KSR110(A1) 弦月号 さんが、
2018.07.07 深夜に、
走行距離 66666.6km を迎えました。
場所は シャトレーゼ伊奈平店 の前です。
たいしたことないんですけど、
たいした 扱い なんです!

2003.11.27 の納車から、
14年と7か月と10日かけての記録です。

いつも概ね 166km 毎の給油なので、
通り道のガソリンスタンドで給油です。
今日は満タンにして 3.7㍑ 入りました。
いつも 3.7~4.2㍑ ぐらい入るけど、
タンク半分切ったら給油のイメージです。
愛機には燃料計 (fuelmeter) がなく、
1000km/6≒166km 毎の給油なんです。

ニコニコですよ。
深夜のガソリンスタンドで、
50過ぎのおっさんが、
小さなバイクの写真を嬉しそうに!

母の味

仕事帰りに時々、独り暮らしの母の家に寄る。突然寄ることが多いけど、「何か食べてくか」と言われると、つい「うん」と言ってしまう。すると、いつもありあわせのもので、さっと手早く出してくれるけど、素朴な味で美味しいんだよね、手作りの味で。この手作りの素朴な味に育てられてきた僕なんでしたね・・・なんて思ったら、とても貴重な気がして、写真を撮り始めました。

2018/07/05

 

2018/06/10

 

2018/06/04

 

2018/05/31

 

2018/05/24

 

2018/05/17

 

2018/05/16

 

2018/05/14

 

2018/04/18

 

2018/04/10

 

2017/04/03

 

2018/03/09

 

2018/02/28

 

2018/02/10

 

お金で買える味じゃない 素朴な味に、嬉しくて贅沢だなぁ~って思うこの頃。50過ぎてマザコン親父・・・否、50過ぎたからこそマザコン親父さ(笑)!

復活 卓上扇風機くん

僕用に小さな扇風機が欲しくって、
買いに行こうかなと、家を出る寸前、
古紙置きスペースの片隅に、
埃を被って置いてあったのを思い出した。
どうやらまだちゃんと動くらしく、
ならばと拭き掃除してみることに。

金属製のカバーや脚に、
少し錆が出てるけど、
いい味っていやぁそんな感じです。
レトロというよりも、
レトロ調ってところでしょうか。

モーターカバーに黄ばみが出ていたり、
ファンの角度調整の部分が錆びていたり、
しますが、なかなか捨てがたい味ですね。

モーターカバーには、
Fair Wind 扇風機 の表記。
MODEL FD-2003 とあるけど、
2003年製というのでなくて、もっと
それ以前からある気がするのですが。
輸入元 株式會社 西武百貨店 貿易部
とありまして、
(株式会 → 會社って、やっぱ年代物?)
出自に関して少し安心しました。しかし、
どんな経緯で手元にあるのか不明です。

スイッチオン!
快調に動くじゃぁないですか。
しばらく試運転したけど、
異音もなくモーターも熱くならず。

自動で首は降らないし、
風量の段階はなく オン オフ のみ。
でも卓上型で、
小さいって面白いんじゃないかな!

ちなみにサイズは、
高さ 41 ㎝ 幅 27 ㎝ 奥行 22 ㎝
というところでしょうか。

たぶん捨てられる寸前だったと思う。
思い出して、拭き掃除をして、
試運転して復活したのもきっと縁かな。
まだまだ働いてもらいたいです!
よろしく 小さな卓上扇風機くん!

※追記
モーターカバーに、家庭用品品質表示法(1962.5~) および 電気用品取締法(1916.5~2001.3) とありますが、電気用品取締法は電気用品安全法に2001.4に改題されていますので、2001年以前の製品という可能性もあるのでしょうか。それとも以後の製品でも一定期間は旧法の表記でよかったということも有り得るような気もします。いつ頃に製造販売された製品なのか気になります。

本体のファンのカバーの背面には、

MADE IN TAIWAN REPUBLIC OF CHINA

▽に〒マーク??? NO:91-6353の表記有り。

91年製の6353号機 ???

91-6353ロッド ???

どっちにしても、桁数が少なすぎるけどね。

小さな町工場の生産番号っぽい。

でも、当時の台湾の熱気や勢いを感じる。

ミニトマト

06/20

ミニトマトの苗を、
「育ててみるか?」と、
3株頂いてみた・・・。
育てられるかな・・・育ててみるか。

 

6/30

やべ・・・ずんずん大きくなってきた。
早く植え替えなきゃ、根が育たないね。
プランター、土~、買いに行かなきゃ。

 

7/01

プランター、土~、買ってきました。
容量は40㍑です。
買ってきた有機培養土は25㍑+14㍑。

ミニトマトを植え替えてみた。
このプランターに3株は狭そうなので、
一番小さな株は暫定的に家にあった植木鉢に。

育つかなぁ、どんな実がなるか楽しみです!

追伸

今日は次男坊の17歳の誕生日です。
セブンティーンだってさ!
洒落でケーキにプレートをつけてみた。

お散歩 相模湖 津久井湖 橋本へ

6/24

09:30 JR中央線 相模湖駅 着。

先程まで強く降っていた雨はあがった。
予報ではこの先は晴れマーク。
さて、どうかな~?

今日はいつもの自転車ではなくて、
歩きなんです。お散歩なんです。
さ~て、がんばって歩くぞ!

駅から相模湖への下り坂、
沿道の白いアジサイが綺麗。

(09:43)

花の色は土壌の性質に影響を受けるらしいけど、
白ってなんだろうね。綺麗だな。

湖畔に出て、湖に沿って東へ。
遊覧船乗り場では「どうです~」なんて、
呼び込みのおじさんに勧められちゃう。
今日は歩くので乗らないよ(笑)。

学生のボート部が練習している。
オリンピックの会場云々と案内板にあったね。
筋骨隆々の多くの若者が眩しい!

相模湖大橋を渡る。
おおっ相模湖といえば、見えてきた、
嵐山洞門。通らないけどね。

(10:06)

鴨 か 鵜 が、見事な潜水をして、
ずいぶん移動してから浮きあがると、
くちばしに魚を咥えて食べてましたよ。

洞門手前を左へ入り、相模ダムへ。
近くで見るとコンクリートが風化していて荒々しい。
1941年(昭和16年)着工の、
1947年(昭和22年)竣工とのことで、
もう70年以上も前の構造物なんだね。
古いな・・・まぁ、僕もそれなりにですがね(笑)。

暑い・・・早くも汗が吹き出します。
まだ一応、梅雨なんですけど、どうしたかな。

飲み物、買い忘れてた。自販機 自販機 と。
こういう散歩は、飲み物調達は容易なんで助かります。

桂橋より上流を見る。
見事に深緑に覆われたV字渓谷が美しい。

(10:52)

桂橋の右岸から裏道をゆきます。
国土地理院の1/25000の地図を見ながら、
テクテクと、山並みや送電線を確認して歩く。
時々スマホのGPSで現在位置を確認しつつ。
この地図を造った人、いい仕事してるよね。
山の等高線とかさ、見事だもん。
二度と通ることのなさそうな土地勘のない裏道を、
初めて歩くのって貴重で楽しい。

ちょいと冒険して更に裏道に入って、
行き止まりだったり(宝福寺界隈・・・)、
そこにも住んでる人々の日常があって、
僕とはけして交わらない営みがあって、でも、
なにかが縁で、交わることもあるかもね。
それも、散歩というか、小さな旅というか、
魅力なのかな、なんて思ったりね。

国道412号に出る。

ダムを造ったことで、
新しい道も切り開かれた訳だけど、
山間の集落や墓地や田畑との関係を見ると、
違和感のある道は、あとから造った道だったり、
違和感のある土地の痕跡は、旧道敷きだったり、
そんな推理も想像が膨らみますね。

山間の里にあるモーテルを見ると、
何故か がんばれって 気持ちになります。
利用している人に がんばれ ではなくって、
(それも最もな大切なことなんですが)
経営者の方にエールを送りたい。
夜にね、モーテルの明かりが見えると、
なにか、希望のようなものを感じますね。
極めて健全で必要な施設だと思うんだよね。

道志橋を渡る。少し歩いて裏道へ。

日曜というのもあるとは思うけど、
それなりに家はあるのだけれど、
道路に人が居ません。
遊んでる子供が居ないね。
今時はそういうものか。

歩いていると、
城跡っぽい雰囲気や表記が・・・。
調べてみると、
又野城という城跡があったらしい。
津久井城の支城で、
宅地化が進んで城の遺構はなさそう。
神社やお寺に関係性があったりするかもね。

尾崎咢堂記念館というのがあった。
どういう人なのか案内板があったが、
郷土の偉人ということなのでしょうが、
今日は歩きメインなのでスルーします。

この辺り、素敵なログハウスが多いね。
企業の保養所跡?などもありました。
景気が良ければ大活躍なのでしょうが・・・、
などと想像してしまいます。

名手橋という吊り橋を渡って左岸側へ。

そういえば、橋のたもとの花束が・・・、
:;(∩´﹏`∩);:
下を見下ろすと高くて怖いです。
釣り人がたくさんいますね。

渡った先、
吊り橋のケーブルが地中アンカーで固定されてる。
華奢に見えるが、橋の設計は面白いだろうね。

この辺りも、保養所跡のような空き家が目立つ。

沿道には、朽ち果てて、
土に還りそうな英国スポーツカーがあった。
MGさん?は、どんな経緯を歩んできたのかな~。
きっと輝かしい時代もあったに違いない!

(12:54)

 

お洒落なツリーハウス。
結構手が混んでますね。
住み心地はいかがなものでしょうか。

(13:00)

 

高台の道から眼下を見下ろす。
家々からの眺めはなかなかの絶景でしょうね。
先程渡った名手橋が見えます。

(13:03)

 

(13:03) 暑いっすよ~。

この辺りは車幅規制で最大幅1.7mまでですが、
なるほど狭く曲がりくねった険しい道でした。
道から落ちたままのオフロードバイクが・・・。

突如、南国リゾートのような建物が。
こだわりの住宅ですね。

(13:22)

三井の集落に入って湖沿いに進むイメージで、
裏道を進むと、三井大橋の北側に出ました。
RUSTICGOLDという店、お休みかな?

そのまま裏道を左岸沿いに進みます。

ひまわりが元気に咲いてる。
初ひまわりかな。
背後の山は・・・っぽい感じだよね。

(13:45)

たぶん、
二度と通ることのない初めて通る裏道。
初めての道っていいね!
初めてとか、新しいとか、
どんどんやらないとね、終わっちまうね!

柵をした畑が多い。
猿、鹿、猪が多いのだろうか。
猿害のパトロール隊の軽バンが通った。
天敵の日本オオカミが居た頃は、
猿、鹿、猪も、
大手を振って出てくることもなかっただろう。
だが日本オオカミを駆除したのは人間。
勝手なこと言うなって・・・だよね。
山に農業の神様でもある日本オオカミがいたら、
バイクで一人テント泊なんて無理だろうね。

姿三四郎決闘の場なる案内板が。
姿三四郎とは前によく聞いた名前で、
(平成の姿三四郎とか)
もしや実在の人物だったっけ?・・・、
と、調べてみたら、
富田常雄の小説『姿三四郎』で、
檜垣兄弟との果し合いで登場した場所らしい。
なんだそういうことか・・・ふ~ん。

(14:02) 津久井城の山容と津久井湖を望む

すれ違うロードバイク乗りのお姉さん達が、
「この先 猿 がたくさんいるので気をつけて」
との優しいお言葉をいただく。
しばらく歩くと猿軍団が・・・ホントに居る。
不良猿が20頭以上 ( ̄▽ ̄;) ヤベ~・・・。
手を大きくパチパチと叩いて堂々と歩きます。
猿ごときに舐められてたまるかい😅!
もし来やがったら、
幻の右&踵落とし(妄想) を炸裂させてやるぜ!

逃げて行ったぜ・・・(´▽`) ホッ。

津久井湖記念館の公園に到着。
トイレに入る。そういえば、
相模湖駅を出てからいってなかったナ。
水分はとってるつもりだったけど、
脱水症状ぎみだったかも知れない。
手がパンパンにむくんでいたからね。

展望台から城山ダムを見る

(14:56)

相模ダムと比べると、少し新しい感じがする。
1960年(昭和35年)着工の、
1965年(昭和40年)竣工とのことで、
50年以上前の構造物だけど相模ダムよりは新しいか。
僕より少しだけ先輩なのね(笑)。

今日はよく歩いた。
バスでとも思ったけど、
当初の計画どおり、
橋本駅まで歩いちゃいましょう。
途中で、
そういえばお腹が空いちゃったよ!
冷たいソバとウドンを食べて(16:13)、
橋本駅に到着。

今日は 相模湖駅 から 橋本駅 まで、
寄り道しながら27kmほど歩きました。
楽しい小さな旅、お散歩だったな~。

追伸。
帰宅途中に膝が痛くなって、
帰宅後に腕と顔がバッチリ日焼けしてることに気付き、
翌日はスネが筋肉痛、
翌々日はフクラハギが筋肉痛、
でも、心地よい痛みでした。
また歩くぞ(秋ごろに)。