十割蕎麦 谷戸城跡 大冠

8/25

近頃は日本酒にはまっています。

そんなわけで、たまにはウィスキーの里にでも行ってみようと(笑)、サントリーの白州蒸溜所にダメもとで予約なしで行ってみたが、今のシーズンは予約なしではやっぱりダメでした(笑)。ほほ~、ハプニ~ング、いいね!

で、お腹もすいたし、どっかないかなと見渡すと、お蕎麦屋さんの看板が!よし、行ってみよ~!

12:00少し前頃、到着。

十割蕎麦と天ぷらのセットを注文、前金です。美味しい。写真撮るの忘れた~。

店内に写真パネルがあって、なんと道向かいは武田四天王の馬場信春のゆかりの地であるらしい。

馬場信春の旧名は、教来石(きょうらいし)景政とのことで、通称は民部少輔→美濃守→鬼美濃となったようです。馬場といったら美濃守って感じですよね。武田の騎馬軍団で最強ってイメージです。

馬場信治(教来石民部)さんの館(鳥原屋敷)跡とのことです。

残念ながら、遺跡調査中のようで立入禁止になっていました。わくわくするね。

近場で何処か城跡はないかなと検索すると、たくさん出てきたので、そのうちのひとつ、谷戸城跡(山梨県北杜市大泉町谷戸)へ行ってみることに。

13:00頃に到着・・・暑い~。

城跡南麓の駐車場(上記の現在地)から搦め手虎口に向って歩きます。南を見渡すと田園風景が美しいです。この地域一帯が城跡です。

六の郭の東を抜けて、北西の大手虎口側から西帯郭→帯郭→二の郭から、

兵どもが夢の跡、谷戸城一の郭です。城兵は何処へ・・・。

パワーをもらいましょう。そんな気になります。生きるって大変だ。

城跡北西にある北杜市考古資料館に立ち寄ります。

城跡の全容がよくわかりますね。

資料館の楽しみのひとつに入手できる城跡の資料があります。「谷戸城跡」「北杜の戦国時代」「棒道の本」の三冊を入手(有料)しました。読むのが楽しみです。

谷戸城跡を後にして、近場の酒蔵を探すも・・・日曜はお休みばかりで・・・小さな酒屋も・・・というか普通のお店自体もなくて・・・山梨というか北杜というか、更に夜はいい感じでしょうね。であるなら、出来ることなら、隠れ家が欲しいところです。

仕方なく、帰路に寄った 道の駅しらね で、地酒の大冠の吟醸系は売り切れなので本醸造の四合瓶を買いました。飲むのが楽しみですね。どうかな。キレイに売れ残ってたけど(笑)。

行き当たりばったりも、臨機応変が楽しいもんだよ。

田むら 純米吟醸 吟ぎんが 生酒

田むら 純米吟醸 吟ぎんが 生酒

田村酒造場(東京都福生市福生)

先日飲んだ 吟ぎんが の 生酒バージョン。

更 に 美 味 い で す ね ~ 。

嬉しくて 笑みが こぼれちゃう。

田むら シリーズ、全部飲みたいね。

僕と一字違い、一年違いの杜氏さん、

違いは大きく・・・恐れ入りました。

田むら 純米吟醸 吟ぎんが

田むら 純米吟醸 吟ぎんが

田村酒造場(東京都福生市福生)

岩手県産の酒造米の吟ぎんがを55%まで精米した純米吟醸酒とのこと。嘉泉でなく、田むらブランドで売り出している田村酒造場さん渾身の酒。大吟醸でなく吟醸で勝負に出ているところが、なかなかいいと思います。

贈り物ならともかく、自分の為に飲む酒としては、なかなか大吟醸までは手が出ませんが、吟醸クラスならば、価格帯としては、ちょっといい酒として飲めるんじゃないでしょうか。

いわゆる日本酒の味がフルーティーすぎない微妙なラインなのも吟醸酒クラスの魅力でしょうか。

吟ぎんが を飲んでみて、僕は後味が気に入りました。味や香りも絶妙ですが、純米吟醸の吟ぎんがの余韻が好きです。

よかったら、是非。

嘉泉 純米酒 白麹使用

嘉泉 純米酒 白麹使用

田村酒造場(東京都福生市福生)

白麹使用とのことで、お酒の色は白を想像していたのですが、注いでびっくりの黄色です。おおっ!

お燗にして飲むことをお勧めされたお酒ですが、夏ですし、瓶は冷蔵庫で冷やして、更に氷を入れてロックでキンキンに冷やしていただいちゃいました!

酸味も程よくまろやかになって、飲みやすく、これはこれでいけるんじゃないかな!

お好みですが、僕的にはロックは〝あり〟なんじゃないかなと思います。

冬になったら、お燗にして飲んでみたいです。

嘉泉 上撰

嘉泉 上撰 (普通酒)

田村酒造場(東京都福生市福生)

夏なもんで、

冷蔵庫で冷やして、

美味しくいただきました。

くぅ~・・・・・なかなか美味い。

財布に優しい地酒のベーシックグレード。

いつも特定名称酒ばかりは飲めないしね。

いろいろと楽しんで日本酒を飲みましょ。

夏子の酒9,10,11,12

夏子の酒12
著者:尾瀬あきら
発行1991/3
モーニングKC講談社(2019 年の54冊目)

・草壁渡杜氏殿 天のない酒造り 山田信助(P218)

『夏子の酒』から、丹精込めて造った日本酒の地酒のすばらしさを教えていただきました。モーニングに掲載当時、僕は二十代前半の夏子さんと同い年ぐらいでしたが、日本酒には全く興味がなくて、この『夏子の酒』も、モーニングは読んでいながらスルーしていました。たまたま貰った『獺祭』から日本酒の美味しさを思い出すこととなり、30年の熟成を経て味わうこととなった『夏子の酒』は、著者と主人公の想いが詰まった珠玉の作品で圧倒されました。まさに夏子の酒は康龍ですね。ありがとうございました。その、著者と主人公の想いを、いただきたいです。新刊が流通していないので古本を入手させていただきました。

夏子の酒11
著者:尾瀬あきら
発行1991/3
モーニングKC講談社(2019 年の53冊目)

夏子の酒10
著者:尾瀬あきら
発行1991/2
モーニングKC講談社(2019 年の52冊目)

夏子の酒9
著者:尾瀬あきら
発行1990/12
モーニングKC講談社(2019 年の51冊目)

・これからは田畑があるから百姓をやるんじゃない 百姓には豊かな才能と努力が必要だ 未来はそういう人間が田畑を耕す 大自然の営みを受け入れる心・・・・・・ 土と水の力を理解し育む能力 あらゆる困難に耐え 乗りこえるエネルギー そしてなによりも農作物への限りない愛情 それが百姓に課せられた資格だ(P49~50)

夏子の酒5,6,7,8

夏子の酒8
著者:尾瀬あきら
発行1990/9
モーニングKC講談社(2019 年の49冊目)

・大丈夫・・・・・・きっと うまくいく・・・・・・(P84)

・昔のことではない おれは未来のことを言っている! 飽食の時代など歴史から見ればほんの一瞬の出来事にすぎん まっさきに飢えが訪れるのは自給率30%のこの国だ 田畑を潰し続けるこの日本という国だ!!(P140)

酒にしても、米にしても、ものを造る人たちは、寝食を忘れるほどの夢と向上心と一所懸命さが必須ですよね。それが人を惹き込んで広がってゆく。そんなものづくりがしたいですね。

夏子の酒7
著者:尾瀬あきら
発行1990/6
モーニングKC講談社(2019 年の48冊目)

夏子の酒6
著者:尾瀬あきら
発行1990/3
モーニングKC講談社(2019 年の47冊目)

夏子の酒5
著者:尾瀬あきら
発行1989/12
モーニングKC講談社(2019 年の46冊目)

嘉泉 精撰

嘉泉 精撰 (普通酒)

田村酒造場(東京都福生市福生)

酒屋さんから聞いた話ですが、

いわゆる旧二級酒の、生産を中止して、

その分を、

上級グレードの酒に割り当てるようで、

現品限りですよ~。とのことでした。

田村酒造場さんのHPには既になく。

嘉泉のラスト旧二級の大衆酒、

美味しくいただきましたよ。

夏子の酒2,3,4

夏子の酒4
著者:尾瀬あきら
発行1989/9
モーニングKC講談社(2019 年の44冊目)

夏子の酒3
著者:尾瀬あきら
発行1989/6
モーニングKC講談社(2019 年の43冊目)

夏子の酒2
著者:尾瀬あきら
発行1989/3
モーニングKC講談社(2019 年の42冊目)

・夏子さんは 人に 頼らなければ 龍錦を育て られませんか (P118)

読み手の僕にも刺さる言葉でした。

小さな蔵の、杜氏と蔵人が、

丹精込めて造った美味しいお酒。

そんなお酒を飲みたいよね。