新九郎、奔る! 11

新九郎、奔る! 11
著者:ゆうきまさみ
発行:2022/9
BIG SPIRITS COMICS SPECIAL

戦国大名 小田原北条氏の祖、
伊勢新九郎盛時(北条早雲)の物語。

関東地方は小田原北条氏の城跡が多い。
後年、豊臣秀吉に滅ぼされ、更に徳川家康の天下となり、敗者の歴史は埋もれるなか、著者は史実を掘り起こし想像を織り込みながら、初代小田原北条氏の激動の物語を読めるのは、本当に貴重で面白いですね。

そこここの城跡は、小田原北条氏ゆかりの城です。兵どもが夢の跡、農民も職人も商人も武士も、名もなき先人たちの子孫が我々なんですよね。

お彼岸ということもありますが、ご先祖様に感謝しましょう。
ご先祖の誰一人欠けても自分はいないのですから。
それ考えると、自分は奇跡の凄い確率の人間な訳で・・・。

ありがたや~。
_(_^_)_

軍事ビジネス&自衛隊

週刊ダイヤモンド
発売:2022.8.22

ちょっと前のビジネス週刊誌。読みかけで積ん読になっていました。
(;^_^A アセアセ・・・
なかなか騒々しい見出しなんですけどね。

ようするに防衛予算が足りないから、増やしましょうかって特集です。
今までが、諸外国に比べると防衛予算はGNP比で日本は低すぎでした。
これは比較してみれば明らかで、ストックホルム国際平和研究所の表によると、ロシア4.1%、米国3.8%、韓国2.6%、インド2.4%、イギリス2.2%、フランス2.2%、中国2.0%(そんな馬鹿な・・・笑)、イタリア1.5%、ドイツ1.3%、フィンランド1.2%、スウェーデン1.1%、カナダ1.0%、日本1.0%(103位)、となっておりました。

予算が増えたら・・・自衛官の待遇改善、装備品や予備部品の確保、実践訓練の充実、施設の強靭化などを第一に拡充すべきという声もあるようです。

防衛力の整備は必要なものですが、平和を守る為には何が必要なのか必要ないのか、他国や自国の侵略戦争を参照しながら、共存共栄の精神で、持続可能な社会を目指したいものですね。

株の学校

株の学校 改訂新版
監修:柴田博人
著者:窪田剛
高橋書店
発行:2022/7

目から鱗というか、
初心に帰るというか、
ハッとさせられました。

投資とトレードは違う・・・。
著者のおっしゃる通りでございます。
大変勉強になりました。
_(_^_)_

そ~いえば、カブ繋がりですね(笑)。

スーパーカブ⑦

スーパーカブ⑦
漫画:蟹丹
原作:トネ・コーケン
キャラクター原案:博
発行:2022/9

たまたま乗ることになったハンターカブ。
そこから本作品を知ることとなり読んで、
すっかり小熊さんのファンになりました。

思えば、世の中は知らないことだらけで、
知らないことを知った時の驚きと喜びは、
年を経ると後回しになり忘れがちだけど、
何かの縁でふっとやって来ることもあり、
その時はニヤリと楽しみたいものですね。

スピンオフの礼子版も出るみたいですね。
そうそう、原作の小説版も入手済みだし、
スーパーカブを読んで楽し観たいですね!

22世紀の民主主義

22世紀の民主主義
選挙はアルゴリズムになり、政治家はネコになる
著者:成田悠輔
発行:2022/7
SB新書

読んで ぐっ と来たのは、

逆に、この本の内容を再利用したい場合はジャンジャンやってしまってほしい。私に連絡する必要も名前を記す必要もない。切り抜くなりパクるなりリミックスするなり自由にしてほしい。自分のシマや功績が増えることより、世界や政治がちょっとでも変わることの方が楽しいからだ。(P28)

民主主義的な国ほど、今世紀に入ってから経済が低迷しつづけている。(P46)
「民主主義の失われた20年」とでも言うべきこの現象は、中国と米国を分析から除いても、G7諸国を除いても成立するし、どの大陸・地域でも見られるグローバルな現象である。(P48)

「小選挙区は仕事すると票減りますよ」(中略)選挙という絆で結ばれた有権者と代議士・政治家の二人三脚は脆い。代議士や政治家は有権者に痛みを伴う即決即断や未来のための改革が苦手で、庶民の直感に反した専門家判断や技術的判断も敬遠しがちだからだ。(P76)

選挙区は地域ごとに決めていていいんだろうか?
経営者は業績次第で報酬が変わるのが当たり前なのに、政治家の報酬は固定でいいんだろうか?(P86)

ロシアや中国などの独裁者や専制政権がオウンゴールでコケたからといって、民主諸国に内在する問題は何も解決していないからだ。敵陣営の自爆を笑っている暇があるなら、味方の装備と士気の緩みを立て直さなければならない。(P87)

民主主義との闘争、民主主義からの逃走、そして新しい民主主義の構想だ。(P88)

世代間の衝突は人類の原動力でもある。歴史を塗り替えるのはいつも「若くて無名で貧乏」(毛沢東)なひよっ子だ。老害への怒りとさげすみを胸に革命を起こした若者は、しかし、やがて自ら老害化し、次の世代に葬り去られる。私たちは「葬式のたびに進歩する」(ドイツの物理学者マックス・プランクの発言からくる英語の格言)というわけだ。(P91)

だが、ほとんどの政治家は知名度も権力も中途半端なただの人で、人から気に入られつづけなければ立場を保てない。その残念な現実がシルバー民主主義を生んでいる。(P94)

政治家の目を世論より成果へと振り向けるため、政策成果指標に紐づけた政治家への再選保証や成果報酬を導入するのはどうだろう。(P96)

たとえばブラジルでは、70歳以下の有権者のみ投票が義務(罰則つき)になっていて、それ以上の年齢の有権者の投票は自由になっている。(P108)

誰かが「老害は切腹せよ!打倒シルバー民主主義!もっと若者の声を聴こう」と叫ぶとき、その人は遠くの未来は見ておらず、すぐそこの近くの未来ばかり見ていることになる。(p112)

遠い未来の人類が何を必要としているかを予測し、遠い未来の成果報酬を現在の政治に織り込むこと。(P115)

選挙なしの民主主義に向けて(中略)世界と民主主義を食い尽くすようになったアルゴリズム技術環境を逆手に取った選挙の更新だ。(P159)

集めたデータから各論点・イシューについての意志決定を導き出すのは、自動化・機械化された意思決定アルゴリズムである。意思決定は各論点・イシューについて行われる。政党や政治家についてではなく、だ。意思決定アルゴリズムのデザインは、人々の民意データに加え、GDP・失業率・学力達成度・健康寿命・ウェルビーイングといった様々な政策成果指標を組み合わせた目的関数を最適化することで行われる。民意データは「そもそも政策によって何を達成したいと人々が考えているか」という価値基準の発見のために用いられる。続いて、成果指標データはその価値基準にしたがって最適な政策選択を行うために用いられる。(P162)

民主主義とはつまるところ、みんなの意見を表す何らかのデータを入力し、何らかの社会的意思決定を出力する何らかのルール・装置であるという視点だ。(P164)

無数のチャンネル・センサーから抽出された民意データのアンサンブルの上に芽吹くのが、無意識民主主義である。常時接続の選挙なき社会的選択と言ってもいい。(P184)

「選挙で決めれば、多数派が勝つに決まっている」とすれば、無意識民主主義ではすべての人が場面や局面ごとに多数派であり少数派である。「しょせん選挙なんか、多数派のお祭りにすぎない」とすれば、無意識民主主義は多数派+少数派の日常になる。(P194)

ただ、反省しなければならないこともある。そうした技術発展を公共領域、特に民主主義や選挙に反映してゆくことに人類は驚くほど失敗してきたことだ。投票や選挙のやり方は何十年間もほぼ変わっていない。(中略)何かおかしい。懐かしいセピア色の昭和が堂々とのさばっている今の選挙や政治の仕組みは異常である。病的である。(P239)

面白い(笑)!

星新一のSF小説かと思いました。

しかしながら、
あり得るんじゃないかとも思いますね。
今の選挙制度のままでいい筈はないので。
というか、
今のままでは いけない と思います。
世の中も 民主主義も 自分も です。

特に自分が一番このままでは ダメ だ。
ふり返ってみると、
弱点と欠陥だらけの小さな僕は、
いままで本当に運が良かったと、
不思議な縁に助けられてきたと、
そうじゃなければ僕はいないと、
世間的に言えばたいした奴じゃ、
ないですけど(笑)生きてるし。

別に自虐的になってる訳じゃない。
世の中に生かされたりしてること、
感謝して考えたりすることもある。
( ´艸`)

新聞切抜 宗教学者・山折哲雄さん

子供みたいですけど、僕には新聞切り抜きの趣味があります。
えへへ(〃´∪`〃)ゞ
読み流した新聞は積んどいて熟成(笑)させ、数カ月してから古いのから見直して、気になった記事は、ついついスクラップしてます。
古い新聞を読んでいると「この先どうなるか知っているぜ」みたいな預言者感覚に浸れたり、興味あるもので見落としていたものを発見できたり、紙の新聞も面白いですよ。

6月11日の新聞で、矢野龍さん(住友林業最高顧問)の私の履歴書が面白くて切り抜いていたら、その隣の記事に目が留まり、なんとなく読んで見たら、思わず膝を打ってしまいました。
宗教学者の山折哲雄さんの記事で、『平和の戦略を、歴史に学べ』とあります。

「前略・・・ノン・バイオレンスの日本モデルを世界へ示そうとしないのか」と、そう語っておられました。

91歳で、何度も死を乗り越えてこられた山折さんの言葉には深みが感じられます。

比すれば、近頃の政治家や経済界の方々の言葉のなんと浅く感じられることでしょう。

それ言っちゃうと、僕の言葉は更に薄っす~いけどね・・・。
(´;ω;`)ウゥゥ

詩歌川百景 ②

詩歌川百景 ②
著者:吉田秋生
発行:2022/2
小学館 flowere comics

海街diaryのスピンオフな関連作品で、
すず の義弟の和樹が主人公の作品です。

とはいえ、既に主流作品になっています。

吉田先生の作品は、人間描写が鋭くて、
ある町の日常群像を魅力的にしています。

グサっと胸に突き刺さってくるんだよね。
海街diary ~ 本作も含めて、ちょっと
日常に疲れた方(僕)にお勧めします。

(´ー`*)ウンウン

破れたアメリカの「核の傘」日米安保はどうなる

破れたアメリカの「核の傘」
日米安保はどうなる
著者:日高義樹
発行:2022/7
かや書房

YOSHIKI といえば、
X-JAPAN じゃなくて、

HIDAKA でしょ!

なうぁ~

日高氏の本を手にすると、『日高義樹のワシントン・リポート(テレビ東京:1995~2011~2012(続編))』のテーマ曲が脳裏に響いてきます。

先生の本はやはり面白い。読みやすい文章は健在で、87才とは思えない若さを本から感じますが、先生も高齢であり、後に続く国際的な日本人ジャーナリストが出て来ないのは残念です。

本を読んで気になったのは、

日本経済の影が薄くなり、円が低落を続けているのは、アメリカの「核の傘」が破れ、それに安全を依存している日本に対して世界の人々が強い懸念を抱いているからである。(P28)

世界の投資家たちが求めるこうした条件を満たすために、日本が何をおいてもやらねばならないのは、日本の優れたソフト技術を十分に利用して、最新鋭の兵器体系を開発し、配備することである。(P29)

いま日本が行わねばならないのは、敵地攻撃などという戯言に時を費やすのではなく、日本の誇る最先端のハード技術とソフトを駆使して、宇宙防衛体制をつくることである。日本はこうした衛星による軍事力の強化の技術を持っている。日本が世界に売り渡している兵器体系をつくる能力、ハードの技術は世界によく知られている。(P32)

攻撃兵器が精密度を強化して破壊能力を高めれば、核兵器の特徴である大量破壊戦略が必要でなくなってくる。日本人が「核兵器をなくそう」という祈りを続けているあいだに、宇宙で超小型の原子力エンジンを搭載した人工衛星が飛び交う時代になってしまった。(P33)

このキッシンジャーの言葉は、日本の円を安くし、世界における日本の経済的な評価を貶めているのは日本自身であることを示している。(P36)

だが現在、ウクライナが経験している苦難は、核兵器をはじめ、すべての軍事能力を放棄してしまったことが原因である。アメリカから与えられた平和憲法によって戦うことを放棄させられた日本として、見過すことのできない事態である。(P60)

戦争を食い止めるための強力な兵器をウクライナが持っていないという事実は、核兵器を持つ中国を相手に国を守る戦いをはじめたときに、日本が被る重大な損害を予想させるものである。(P62)

まず「台湾海峡の危機」だが、軍事的に正しく評価するかぎり、台湾海峡の危機は存在していない。アメリカ第七艦隊と日本の石垣島や沖縄の航空戦力が強化されたことで、むしろ台湾海峡はより安全な状況にある。(P100)

いま世界で起きている大変動は、第二次大戦後、数十年にわたって世界を動かしてきたアメリカが、これまで述べてきたように大きく分裂し、不安定になっていることが原因である。(P143)

金融引き締めに踏み切ったアメリカのドルは、日本、ドイツ、イギリスをはじ世界各国の通貨に対して急速に強くなった。(P184)

中国でこれから起きてくる、経済の破綻と政治の崩壊、そして国の分裂は、日本をはじめ周辺の国々だけでなく世界に大混乱をもたらす。(P209)

ヨーロッパの国々は、ロシアのウクライナに対する侵略に驚き、日本と同盟体制を強化する動きを強めている。だが、これは経済大国である日本に協力を求めているだけであり、アジア西太平洋の安全を守るために、日本と同盟体制を確立しようとしているわけではない。(P221)

日本では残念なことに長いあいだ、平和主義のイデオロギーに囚われたニュースエージェントや中国に買収されたエージェントが、日本の利益に反する情報ネットワークをつくって日本国内の情報を取り仕切ってきた。(P223)

なかなか鋭い意見ですね。
護憲派の人が読んだら火を噴きそうです。
いろいろ意見の相違はあると思いますが、
日本の平和を守りたい気持ちは一緒です。

人類史に置いて、武力のない時代はない。
平和を希求しながら、常に武力を備える。

生きてるだけで幸せなんでしょうね。
とにかく二度と戦争はしたくないし、
隣国に侵略もされたくはありません。

軍隊なしで平和が守れたら最高だけども、
あり得ないんだろうな、現実では・・・。

スーパーカブ④~⑥

スーパーカブ④
漫画:蟹丹
原作:トネ・コーケン
キャラクター原案:博
発行:2020/3

スーパーカブ⑤
漫画:蟹丹
原作:トネ・コーケン
キャラクター原案:博
発行:2021/2

スーパーカブ⑥
漫画:蟹丹
原作:トネ・コーケン
キャラクター原案:博
発行:2021/9

125ccバイクブーム&コロナによる工場停止で各バイクの入荷時期未定な状況と、乗っていたKawasaki KSR110(弦月号)のミッショントラブルの状況が重なって、新車で興味のあるバイクのなかで、一番納期が短かったという理由で購入したカブ系の機体(ハンターカブ)に乗ることがなければ、出会うこともなかった作品かも知れません。

結果的に HONDA CT125 ハンターカブ(スカーレット号)を選んで良かったです。

僕も 株主 の末端で、楽しみたいですね~。

続編が早く読みた~い。

新九郎、奔る! 5~10

新九郎、奔る! 5
著者:ゆうきまさみ
発行:2020/10
BIG SPIRITS COMICS SPECIAL

新九郎、奔る! 6
著者:ゆうきまさみ
発行:2020/12
BIG SPIRITS COMICS SPECIAL

新九郎、奔る! 7
著者:ゆうきまさみ
発行:2021/5
BIG SPIRITS COMICS SPECIAL

新九郎、奔る! 8
著者:ゆうきまさみ
発行:2021/9
BIG SPIRITS COMICS SPECIAL

新九郎、奔る! 9
著者:ゆうきまさみ
発行:2022/2
BIG SPIRITS COMICS SPECIAL

新九郎、奔る! 10
著者:ゆうきまさみ
発行:2022/5
BIG SPIRITS COMICS SPECIAL

戦国大名 小田原北条氏の祖、
伊勢新九郎盛時(北条早雲)の物語。

2年間コミックスを買わず読まず。
2年分をまとめ買い読みしてみた。
あ~面白かった大好きな作品です。

小田原城に想いを馳せる。
城とは土に成る、とある通り、
城の重要部分は建築ではなく土木にあり。
上モノより土塁や堀や石垣などが重要で、
多くの城跡は、土木部分のみ残っており、
兵どもが夢の跡などと感傷に浸れたりも。

時間ができたら城跡探訪に行きたいっす。
関東は小田原北条氏系の城跡の宝庫です。
美しい歴史ある土木構造物に触れたいね。
誰か・・・・・・一緒に行きませんか?
( ´艸`)

ま、でも、気楽な単独行が好きかもね~。
昔っから、創造的な独り遊びは得意かも。

さだめじゃぁ~