レッドゾーン 下

2:ハゲタカⅢ レッドゾーン 下
著者:真山仁
発行:2011/6
講談社文庫

去年の10月に上巻を読んでから、下巻を読むのに4カ月も・・・。

新聞や雑誌、並行読みしている他の本もあって、常に鞄に忍ばせてはいたものの(表紙の痛みで痕跡が残る・・・)、時間がかかっちゃった。

ハゲタカを読み始めると、ほんとその世界観は魅力的で、登場人物に会いたいって思うけど、あってもらえる次元の人達じゃないな、せいぜいテレビや雑誌で見れる人達だな、外資系ファンドのリアルってどんな人間模様が繰り広げられているのかな、などと想像が膨らんで、とても楽しいんですよ。

読み始めると止まらなくなっちゃって、他のことに支障が出ちゃいそうで・・・なんてくらい面白い小説です。

続編のハゲタカⅣグリード(上)を本屋さんに注文しました。

楽しみだなぁ~。

myペースで読みま~す。

2020年6月30日にまたここで会おう

01:2020年6月30日にまたここで会おう
   瀧本哲史伝説の東大講義
著者:瀧本哲史
発行:2020/4
星海社新書

日経新聞2020.12.26の記事でこの本を知りました。

2019年に瀧本哲史氏が亡くなられたというニュース、当時は瀧本氏のことを失礼ながら知らなかったのですが、この新聞を見て、当時の『惜しい方を亡くした・・・』という記者の無念の想いが詰まったような記事を思い出しました。

あの方だ・・・と。

書店で、新書コーナーに積まれていた3冊中の2冊目を手にしました。

本書は、2012.6.30に東大の伊藤謝恩ホールで行われた講義を本として収録したもので、講義は10代・20代の若者を生徒として行われたものであるとのことでした。

場所も講師も生徒も・・・僕からすると、とてつもなく縁遠い存在なのですが(笑)、現レノバが創業した当時の出資者となれば、その先見性は凄いし、気になるじゃないですか。

初詣に向かう始発電車で読み始め、前夜ほとんど寝ていないにもかかわらず、眠くなるどころか、ますます冴えてしまい、車中の友となった本書から教えを乞うこととなりました。

読んでいて、グサリと刺さってきたのは・・・、

 あと大事なのは、本を読むだけではあんまり意味がないということです。
 よく本を読んで「感動した!」とか言って、明日になると完全に忘れて元の生活のままって人、すごい多いじゃないですか。それはぜんぜん意味がないと思うので、実際に本を読んでどれぐらいの人が行動を起こしたかということを、常にベンチマークとしています。(P23)

 なので交渉においても、こちら側の主張をたくさんするよりは、相手側にたくさん聞いて、相手が何を重視しているかを分析したうえで、最終的に「だったら、これはどうですか?」と提案するほうが、交渉がまとまる可能性が高まるんです。
「交渉をまとめる」というと、自分たちの意見をガーガー主張したほうがいいと思われがちですけど、じつは嘘。
 交渉の一般的なイメージというのはだいたい間違っていて、交渉は「言ったもん勝ち」ではなく、「聞いたもん勝ち」なんですね。(P117~118)

 だいたいね、アイデアがいくら良かったとしても、ビジネスが立ち上がるまでには3年ぐらいかかるのがふつうです。そこに行きつくまでに低迷して力尽きるベンチャーがほとんどですよ。(中略)
 走り続けていたから、良いタイミングが来たとき、波に乗れたんです。いい波に乗るためには、波が来るのを見てから走り出しても遅いんですね。波が来てなくてもずっと海辺に立っていなきゃいけなくて、その間ずっと、他の人から見たら「頭がおかしい人」である必要があるということです。
 あなた、そうなれますか?(P175~176)

 だからですね、本に書いてあることって誰でも1000円ちょっと出せば買えますから、じつはあんまり価値がないんですよ(苦笑)。
 本に絶対にならないようなニッチな情報のほうが価値があるし、自分しかしていない経験とかのほうがはるかに価値があるんです。
 そういう視点で、自分には何があるか、自分のまわりには誰がいるか、見渡してみてはいかがでしょうか。(P184~185)

「ボン・ヴォヤージュ(bon voyage)」って言葉を聞いたことがあるかと思いますが、僕はこの挨拶がけっこう好きなんですね。
 これはフランス語で「よき航海をゆけ」という意味で、見送りの際なんかに交わされるんですけど、もともとは船長同士の挨拶になります。
 自分の船を持っている船長っていうのは、リスクを自ら取っている人で、意志決定者なんです。(中略)
「俺たちはお互いに自分の判断でリスクを取っている」ということに対する敬意があるから、余計なことは言わずに、ただ「よき航海を」なんです。
 そういう、自立した人間たちの挨拶だってことを覚えておいてほしくてですね、今日この場が何かのきっかけとなって変わる人もいるし、変わらない人もいるでしょう。それはわからないですけど、このなかから少しでも自分がやれることをやって、世の中を変えてくれる人がいたらいいかなと。
 結局、2時間以上も話してきましたけど、「君はどうするの?」って話です。主人公は誰か他の人なんかじゃなくてあなた自身なんだよ、って話です。(P200~202)

若い人が読むべき本だと思いますが、若い人に教えを乞うということも含めて、年配者こそ読むべき本なんじゃないかと、50代半ばの小生は痛感してしまいました。

小さなことでいいので、自分がやれることで、世の中を変えていきましょう。

そう思えた本でした。

三密回避電撃初詣・鶴岡八幡宮

三密を回避して鶴岡八幡宮で初詣参拝するにはどうすればよいか考えてました。
電車の終夜運転は中止になってしまいましたので。

参拝方法として、

・行かずに諦めてしまう。
・未明に折りたたみ自転車で鎌倉まで自走、6:00着で参拝、帰りは電車。
・折りたたみ自転車で自走、途中から電車、6:00着で参拝、帰りは電車。
・日程を遅らせ、羽村発の始発(4:45)電車、7:00着で参拝、帰りも電車。

の4案ほど考えました。

万が一にも実家(2日・3日に行く)でコロナが発生しては困るので、元日の参拝はなし。
この時期に風邪を引いても困るので、折りたたみ自転車ミッドナイトランも我慢(行きたいけど・・・子供みたい)。
行かないのも寂しすぎる・・・。

なので、

1/5、
羽村駅発4:45の始発電車に乗って、いざ鎌倉へ。
道中の友は、瀧本哲史:著『2020年6月30日にまたここで会おう』星海社新書です。
面白い本で、前夜ほとんど一睡もしてないのに、眠くならずにスイスイ読めちゃう。

さすがに電車は空いてるね。
思ってたより人はいたけど。

5:04立川駅着、南武線に乗り換え。
5:14発、少し混んできたけど、武蔵小杉駅でどっと降りました。

6:08川崎駅着、東海道本線に乗り換え。
6:12発、最後尾車両はガラ空きで~す。

6:35大船駅着、横須賀線に乗り換え。
6:43発、最後尾車両は誰もいません(笑)。

6:49鎌倉駅着、さすがに空いてます。

6:55、こんなに人がいない段葛は初めて。
参道沿いの店は、まったく開いておりません。

7:00三の鳥居着、清々しい朝です。
鳥居の上に鳥が居る。鳥居だ(言っちゃった)。

境内の参道沿いの出店もほぼ閉まってます。
参道に人はまばらで、やはり早朝ですね。

一年間お守りいただいたお札を納めます。
本宮と大石段前も空いています。
ありがたいですね。

狛犬さまもマスク着用です。

大石段を登り、僕なりに奮発して、お願いしてきました。

上の社務所はまだ開いてなかったので、下の本部社務所にて新しいお札をいただきました。

おみくじも引かせていただきましたら、吉でしたよ。
ありがたや~。

三の鳥居脇のいつもの出店にて、温かい甘酒をいただきます。
美味しいですね~。
これ飲まないと一年が始まらない。

境内を出て、参道を歩くも、お店は全て開店前で閉まったまま。
ハトサブレー屋さんもやってないし。

7:30鎌倉駅着、駅構内のコンビニで、お土産を買う。

7:46発、横須賀線、そんなに混んでない。
途中駅でホームに人がたくさんいるけど乗ってこない。
助かる~。行き先が違うのね。

8:26武蔵小杉駅着、南武線に乗り換え。
8:32発、最後尾車両、座れるけど座らず、角にて。

9:18立川駅着、青梅線に乗り換え。
9:27発、先頭車両は空いてる。座って読書にちょうどいい。

9:48羽村駅着、ちょうど本を読み終わる。

駅からの帰り道、足どりが少し変だ。
わかった・・・ほとんど寝てないからだ。
頭は面白い本のおかげで元気だけど、身体は寝てる?

10:05帰宅。
「ただいま~」と玄関を開けたら、嫁がマジでビックリしてる。
納戸部屋でまだ寝てると思ってたらしい。
「これお土産」と菓子を出したら、「鎌倉行ってもう帰ってきたの?・・・早」と更に驚いてる。

これぞ、三密回避電撃初詣・鶴岡八幡宮 作戦、大成功でした。

ちなみに、僕は初詣に行きたい人で、嫁は初詣に行きたくない人です。

いろんな人がいるんで・・・ ( ´艸`) 。

2021.1.1

お雑煮を食べながら、新聞を読みながら、今年の初漕ぎがスタートしました。

多摩西部は素晴らしい快晴で、コロナ禍なんてまるで嘘のようですね。

昨夜は、年越し蕎麦(ちゃんとしたやつ)を食べ、年越し酒を飲み、時々居間で家族が観ているTV(紅白・絶対に笑ってはいけない)をチラ見してみたり、腹が減ったので(笑)カップのきつねそばをまた食べたり、してました。

ほとんど酔っ払いのおっさんです。

納戸部屋で僕が観ていたのは、

海外ドラマのゴッサムです。

面白いんだな~これが。

ブルース・ウェインが、幼少期からバットマンになるまでの物語。

悪役陣も、まだ化ける前から描かれていて、背景が泣けてきます。

セリーナ・カイル役のキャムレン・ビコンドヴァがかわいいです。

キャットウーマンのミシェル・ファイファーにホントよく似てる。

バットマンは漫画雑誌にも新掲載とのことで、買ってみた。

闇の騎士、DARK KNIGHT ってかっこいいですよね。

黒いマスクに黒いマントを翻らせて疾走・・・やってみたいね~!

そういえば、三輪バイクでバットマンのコスプレの人、居たね~。

まぁ僕は、夜の バット で頑張りますよ!しかし・・・(笑)。

他にも闇の騎士といえば、ダース・ベイダーがいるよね。

フォースは使えないが、ホースは使えるぜ!ズキューン!

そうそう、去年は自転車でたったの953km程走りました。

コロナ禍の仕事や憂鬱な日常に流されて、乗る気が失せて。

後半から、奮起して再び漕ぎ始めたところです。

やっぱり自転車っていいものですね。

今年もお馬鹿なことやってきますんで、よろしくお願いします。

_(_^_)_

ながらエアロバイク

ながら〝エアロバイク〟再開しました。
(他社の商品名ですがお許しを)

ほんと最近漕いでなかったから。

さすがに鈍ってきて、これじゃいかんと。

のんびり漕ぎながら、

食事、新聞、読書、晩酌までも・・・。

たいした負荷かかってないけど、

降りた時、けっこう脚にきてるよ。

映画でも見ながら、漕ぐとしようか!

日経新聞マジ読み投資術

70:日経新聞マジ読み投資術
著者:渡部清二
発行:2018/12
総合法令出版

本屋さんで ふっ と目について、手に取ってパラパラッと見て、即決で買った本です。

読んでみて、共感したこと、参考になったこと、たくさんありましたね~。

電気自動車の製造は環境への負荷が大きいというデメリットもある。(P41)

年 初 最 新 発 転 脱 改 (P56)

「国策は買い」(P85)

個人的には将来的に日本が世界の中心になると考えている。(P89)

マーケットデータをストックデータとフローデータに分ける(P116)

①業績集計の記事から売上高の変化、経常利益を表にまとめる
②経常利益の変化を基点に4つの分類に振り分ける(P137)

増益転換の中から有望な銘柄を探す(P138)

記事から単純に連想できることに止まらず、もう半歩先をイメージして見る(P182)

「誰が儲かるか」を考える(P187)

「世の中がどう変わるか」を連想してみる(P196)

「こんな未来がくるかもしれない」「こんな世の中になったら面白い」といった発想でイメージを膨らませていくことが大事(P198)

暗い記事の中に明るいところを探す(中略)「良いところはなんだろう」と考えてみるのも変化を連想する際のちょっとしたコツ(P202~203)

読みやすくて、為になる本でした。

投資銘柄の探し方や時機について、参考にしたいと思います。

曇り空が晴れたような、そんな気がした本でした。

村上世彰、高校生に投資を教える。

69:村上世彰、高校生に投資を教える。
著者:村上世彰
発行:2020/7
角川書店

村上ファンドで一世を風靡した村上さん。

当時は悪役に仕立て上げられていたけど、

世界基準では異様だったのは日本だった。

時代は変わって、村上さんの時代が来た。

ホントに天才のDNAは凄いと思います。

自分の投資している会社が社会にどう役立つのか、あるいは自分の投資行動が社会にどう役立つのか、(P002)

①世の中の動きを知る。 ②社会の役に立つ ③お金を増やす(P017~018)

でも、やはりお金は儲けた方が良いです。これは絶対です。(P052)

投資理由を合理的に説明ができるようにしてから投資するということが大前提です。(P067)

どの会社が生き残って、その分野の成長を享受できるか、(P085)

優良企業であろうと、割高になった株は買わず、十分に割安になったと判断できるところで買うことです。(P088)

「上がり始めたら買え、下がり始めたら売れ」(P141)

「落ちてくるナイフはつかむな」(P142)

売りタイミング(中略)①十分に目標を達したと判断した時 ②シナリオが間違っていたと判断した時(P143)

私は日本経済も日本株も将来的に、かなり状況が良い方向に向かうと思っています。いや、かなり良い方向に向かわせることができると思っています。(P159)

企業が稼いだお金をきちんと成長投資か株主還元へと回せば、社会の中をお金が巡り、好循環が生まれるのです。(P167)

日本でも欧米並みにコーポレート・ガバナンスが浸透して資本の効率化が進み、ROEが15%程度に改善していけば、株価もかなり大きく上昇するでしょう。(P170)

究極の幸せは「ミッション」を追求して生きること(中略)ミッションとは「できるかどうか分からないぐらい難しいけれど、一生をかけてやり遂げたいこと」「他の誰かではなく自分がやらなくてはならないと思えるようなこと」です。(P179)

上記のほか、いろいろ感銘を受けました。

村上さんが言うと、説得力がありますね。

本書を読んでから株式投資のスタイルが、

チャート⇒株価⇒銘柄 で検討したのが、

銘柄⇒株価⇒チャート に変わりました。

そしたら精神的にも成績的にもいい感じ。

投資家の社会的役割って大切なことだね。

スランプだったけど、脱した気がします。

村上世彰さん、ありがとう!

日本の「非核」神話の崩壊

68:日本の「非核」神話の崩壊
著者:日高義樹
発行:2019/7
海竜社

YOSHIKI といえば、
X-JAPAN じゃなくて、

HIDAKA でしょ!

なうぁ~

日高氏の本を手にすると、『日高義樹のワシントン・リポート(テレビ東京:1995~2011~2012(続編))』のテーマ曲が脳裏に響いてきます。

あの番組、また観たいけど、先生ももうお歳だろうし、後継者に値する人物は見当たらないし、時代も合わないんでしょうなぁ~・・・。

一年前の発売直後に入手していましたが、日高氏の著書は数十冊読んでいますが、話が大きすぎて僕にはどうにもならないし、それよりも他にやることがあるかな・・・ということで、一年ほど積んどくになっていました。

コロナ禍で時代が急激に動くなかで、いろいろな価値観が変わったり、静かに進行していた問題が噴出したり、世の中が先行きの見えない不安に包まれるなかで、面白いこと、やりたいこと、思いついたことをやってみようか?という気持ちが、ふっと湧いてきました。

株式投資もその一環でしょうか。一応、素人なりに運用益は楽しみながら出ています。保有株の会社が破産して株価が1/4になる経験もしましたが・・・。

読みたくなって、積んどくの日高氏の本を一年経って開いて読んでみました。やはり面白いですね。読みやすい文章は健在です。85才とは思えない若さを本から感じます。

さすが、ワシントンD.C.のハドソン研究所の客員シニアフェローで、ハーバード大学政府諮問委員会のメンバーですね。最強にカッコイイ爺さんです。

日高氏っぽく
「インタビューをまとめます」

広島の市街地に30キロトンの原爆を投下した際、アメリカのトルーマン政権は正常な状況にあったとは言えなかった。(P22)

国を自ら守る安全保障政策を考えることを拒否してきた日本の国民自身であることを指摘したい。(P24)

中国の基本戦略である核による日本攻撃を、日本の力で阻止する必要がある。(P29)

核兵器のもたらす惨状は人間の尊厳を押し潰すものである。(P37)

トム・クランシー原作の小説で、ハリウッド映画にもなった「レッド・オクトーバーを追え!」では、最後はアメリカ側が勝利をおさめ、ソビエトの潜水艦を捕獲するが、戦いの帰趨はまさに紙一重であった。(P69)

プーチンが北方領土の返還に応じると考えている安倍首相は、世界の軍事情勢についての常識を欠いていると言わざるをえない。(P71)

中国はアメリカに対抗するスーパーパワーとしての戦力を一挙に強化しようとしている。(中略)その軍事力は世界の国々から盗用した技術で成り立っているに過ぎない。(P141~142)

習近平が如何に人工頭脳AIの魔術を強調しようとも、中国の石油不足が解消するはずはない。不足している大豆や小麦といった食料品が増えるわけはない。(中略)だが中国経済は共産主義体制のもとで、縮小し崩壊せざるをえない状況になっている。(P148)

日本では想像できないほど中国には偽札が多い。小売店が偽札をつかまされることは日常茶飯事だ。偽札に気がつかなければ、店の丸損になる。そこで現金よりも信用できるアリババとテンセントが提供する電子マネーによる支払があっという間に中国社会に広がったのである。(P150)

中国とは、国民が自分の国の通貨を信用せず、金融機関が人々を信用せず、政府も国民を信用しない国なのである。(P151)

官僚化が進んだ結果、官僚の周りにビジネスマンや学者、専門家、ジャーナリストが結集するという現象が出来上がってしまったのである。トランプ大統領はこうした状況を打ち壊そうとしている。(P192)

ハンター・バイデンの小さな投資会社は中国中央銀行から、ほとんど利子もつかない百億ドルの資金が供与された。(P195)

中国が1970年代の終わりから90年代、クリントン大統領の時代まで、あらゆる努力を傾け、アメリカから核兵器の技術を盗み取ったかを組織的に調査したのがアメリカ下院特別委員会で、1999年5月25日、その調査の内容を膨大な報告として議会に送っている。(P205)

もっとも大きな危機と脅威を世界に及ぼすのは中国であると言わざるをえない。(P210)

核兵器を使えない兵器にしておくため、つまり、敵である相手側が核兵器を使うのを抑止するためには、核兵器が必要なのである。(中略)日本の安全と世界の秩序を維持するためには、これまで日本がまったく考えてもみなかった抑止力を日本が自らの力で持つことが重要である。日本が独自の抑止力を持たなければ、日本の国そのものが徐々にではあるが、崩壊してしまうことになる。(中略)日本はアメリカや西ヨーロッパ、アジアの国々と協力して、邪悪な勢力に対する体制づくりに力を入れなくてはならない。(P227~230)

これからも、ワシントンから数々の提言をしていただきたいと思います。

多くの日本人は、戦時中の政府や軍部への不信感、世界唯一の原爆被爆国、福島原発事故の政府による隠蔽工作、過去の秘密の非開示、無関心などの問題もあって、なかなか核武装は議論すら難しい状況ですが、周辺国が核ミサイルで日本を狙っている現状を〝ないことにはできない〟わけで、現在から未来に向けてあらゆる防衛策を国民を巻き込んで議論してほしいです。

平和が一番ですが、どうやって平和を守るかは、現実を無視できません。

レッドゾーン 上

67:ハゲタカⅢ レッドゾーン 上
著者:真山仁
発行:2011/6
講談社文庫

映像化作品でいうと、映画版の原作ということになりますが、まったくの別物の作品といってよく、その違いも楽しんでいます。

鷲津政彦、リン・ハットフォード、サム・キャンベル、前島朱実(豆タンク)、芝野健夫、飯島亮介、加地俊和など、おなじみのメンバーが、本を開くと動き出します!

読み終わって、下巻を注文しました。

ビスコメートな存在

新聞の投資欄のまん中の辺りなんですが、

時々登場する面白広告が楽しみなんです。

小説の体を成していて、ちゃっかり広告?

ちゃっかり広告が小説の体を成している?

スルーせずに、楽しく読んで記憶に残る。

小さな枠内に込められた作り手の想いに、

小さいって面白いなって、思うんですよ。