COBRA 4

COBRA 4
著者:寺沢武一
発行2005/10(完全版)
MFコミックス

アーマロイド・レディってさ、組む相手としては最高のパートナーだよね。

アニメーションで声を担当していたのは榊原良子さん。

榊原さんといえば機動戦士ガンダムのハマーン・カーン役が有名ですが、僕としてはやはりアーマロイド・レディを連想してしまいます。

いい声だよね。「オーケーコブラ!」なんてね。

(2019 年の21冊目)

ムーミンの生みの親、トーベ・ヤンソン

ムーミンの生みの親、トーベ・ヤンソン
著者:トゥーラ・カルヤライネン
訳者:セルボ貴子・五十嵐淳
発行:2014/9
河出書房新社

先日、バイク屋さんにタイヤとブレーキの交換に行った際、待ち時間に本屋さんに行くと、売り場の書棚から、只一冊この本が僕を呼んでいました・・・というよりも、この本に呼ばれて本屋さんに行ったという感じでしょうか。

そういう本との出会いってあるんですよね。

バイク屋さんに戻ってその話をすると、「それ、わかります」と言ってもらえました。

読んでいて僕の心にぐっと来てしまったのは、

 

働け、そして愛せよ(P116)   →   そのことば、僕の人生訓とします。

「私の絵はまだまだだけれど、展覧会ごとによくなっていると思う。ほかのことはかまわないわ。ただ、まだ頭を使って描きすぎているのかもしれない。毎回、これでもかというくらい心を込めてはいるけれど」(P119~120)

トーベは、常に独立性を大切にしていた。会議で何が述べられようと慎重な姿勢を崩さず、雰囲気に飲まれることもなかった。(P152)

一度はっきりさせておくけれど、社会的責任だの、社会認識だの国民だのというのはもう聞き飽きた。私はそんな社会に偏った芸術なんてこれっぽっちも信用していない。私が信ずるものはただひとつ、芸術のための芸術で、それ以上でも以下でもない。(中略)キャンパス一枚に、静物、風景どんなものを描いてもその中身は自画像だと私は信じる!(P154)

母性は常に、女性に大きな犠牲を強いる可能性を秘めている。トーベはそれを恐れた。それでも、子どもを欲しがった時期もある。彼女の気持ちは揺れ動いていた。責任は自由を制限する。子供を授かれば、自由をこよなく愛する芸術家の創作活動は制約されてしまう。しかし、子どもをもたないという選択をしたこの女性は、やがて世界の数百万という子供に愛される存在になる。(P157)

いつも理性的なおしゃまさんは、ムーミントロールに自分の人生観についてこう語る。「ものごとってものは、みんな、とてもあいまいなものよ。まさにそのことが、わたしを安心させるんだけれどもね」。(P254)

「(前略)わたしにとってさしあたり重要なのは、進む方向を見極める能力を得ることではありません。恐らくわたしは誤った方向に進もうとしています。でも、わたしが子どもっぽいままでいいのか、『成長したもの』になるべきなのかはわたしには決められません。なるようにしかならないのです」。(P296)

トーベとトゥーリッキは、旅の途中でも仕事の手を休めなかった。スケッチブック、ペン、インク、筆記帳を常にバッグの中に入れていた。トーベは、書きかけの原稿や仕上げを待つ原稿をたくさん旅にもってきていた。(中略)「彼女はすごく小さな台所の中に腰掛けて、ものすごい速さで執筆していた。原稿はあちこちに散らばり、彼女の頭の中を想像力が駆けめぐっているのがひと目でわかったわ!」(P319)

脚色のない現実の出来事のように感じられる理由は、この短編小説の大部分がトーベの手帳や手紙に記録されていたことを再現しているという点にある。過去の体験にほんの少し脚色を加えながら架空の物語のように表現しているのだ。(P332)

彫刻家の父親と画家の母親の長女として生を受けたトーベは、両親の後を追うように芸術の道を進み、生涯を通じて、絵画、挿絵、壁画、政治風刺画、童話、小説、詩、連載漫画、作詞、脚本、舞台制作など多岐にわたって精力的に芸術活動を行った。なかでも、彼女が追い求めつづけた楽園のひとつ、ムーミン谷で繰り広げられる一連の物語は、今なお世界中で愛読されている。(P353)

 

なかなか読み応えのあるボリュームでしたが、すっかりトーベ・ヤンソンさんのファンになってしまいました。著書で1945年発行のムーミンシリーズの小説『小さなトロールと大きな洪水』を注文しました。年を追って全作品を読んでみたいなと思っています。

(2019年の20冊目)

3月の自転車走行距離

Ambience号 ’14 ALINCO AFB4309:564km
Galaxy2号 ’13 BS CHeRO 700C 改:159km
計:723km

3月は毎日漕いでいます。
完全に漕ぐことが習慣化しました。
平日は食事しながら、本を読みながら、
机付Ambiちゃんで漕ぎ漕ぎしています。
ついで ついで の ながら漕ぎ なんで、
〝気がつけば〇〇km走ってた〟
という感じなんですが・・・。

休日はGala2ちゃんで往復2時間の走り。
もそっと延ばそうかな~というところ。

楽しくなってきたよ!

どうして自転車で走るんだろう。

ナチ チャコ コンビ

白石冬美さんの訃報。

寂しいですね。

僕としては、声優さんというよりも、ラジオパーソナリティーとしてのチャコさんの印象が強いです。

書棚の裏の奥をガサゴソ探すとあった、ありました!中坊の頃に古本で買った番組への投書をまとめた本が!面白くてさ、この本。ちょっと読み返してみたけど、バカバカしくも面白い投書にやはり笑ってしまった。捨てなくてよかったよ。懐かしい。
ちょっと宝物感あり( ´艸`)

10年目のもう一つの別の広場
編者:TBSラジオパックインミュージック製作班
発行:1977/6
ブロンズ社

中学生当時から聞いていたTBSラジオの深夜放送のパックインミュージック。ナチ チャコ こと野沢那智さん & 白石冬美さん のコンビの放送は、布団にもぐってイヤホンを耳に挿して聴いていたと思う。なんか寝なきゃいけない時間に起きているワクワク感と、ナチ チャコの親しみを感じるトークと、リスナーとの連帯感みたいなものもあって、面白い番組だったなぁ。夜が夜らしくあった頃のことだよね。

TBSの『パックインミュージック』終了後、ニッポン放送の『もうやめられないナッチャコのおじゃまな関係』、その後に文化放送の『いう気リンリン那智チャコワイド』と、局を移り変わりながらも二人のゴールデンコンビの放送を聴くことが出来たんだよね~。今思うと面白いし、凄いことだし、いいコンビだったよね。

野沢さんはアラン・ドロン や コブラ、白石さんはガンダムのミライさん や パタリロなど、人気声優でもありました。

1982年には、青山レイニィ・ナイトなんてレコードも出したよね。
↓(もちろん買いました)↓

聴いてみる(YouTubeで)。

天国で、野沢さん&白石さんのナチ チャコ コンビ で、仲良くラジオ放送をやってくれたら素敵だなと、思います。

白石冬美さんのご冥福をお祈り申し上げます。

素敵な放送をありがとうございました。

Galaxy2号さんで多摩サイを府中まで

Galaxy2号さん( ’13 BS CHeRO 700C 改)で、自宅を出て実走1時間、多摩サイを下って、府中の郷土の森公園を過ぎて武蔵野貨物線を望める辺りに到達。
風はそうでもないけど小虫が大量発生、花粉用ゴーグルとマスクを装着していてよかった。

木製のテーブルベンチに腰掛けて、道中の自販機で買った500ミリリットルのDAKARAを飲む。乾いた喉には美味しいね。テーブル対面のベンチにウォーキング中の紳士が無言で腰掛けてきて( ´艸`)、リュックの中から軽食を取り出して美味しそうに食べている・・・いいなぁ・・・僕も用意してくればよかったかも。

折り返します。

そろそろ桜のつぼみが大きくなってきました。来週ぐらいには咲くのかな。

お散歩やランニングを楽しむ人々が多くて、せっかくの楽しい休日を不愉快な思いをしないよう、自転車は気を遣うところです。

バーベキューの季節だなぁ。外人さんが多いね。

もう少し暖かくなったらバーベキューでもしたいなぁ。

走行距離:47.08km
アベレージ:21.7km/h
最高速度:33.3km/h
タイム:2時間09分

Galaxy2号さんで多摩サイをマイペースで

Galaxy2号さん( ’13 BS CHeRO 700C 改)で、自宅を出て実走1時間、多摩サイを下って四谷橋を過ぎた辺りに到達。

向かい風が凄い。春〇番って感じ。

土手下の自販機で買った500㎜の冷たいポカリスエットが美味い。う~んいいね。

ちょっと休憩してから折り返します。

追い風は快適。横風はちょっと怖いね。

抜いても、抜かされても、気にせずマイペースで走った。

人も自転車も少なめで走りやすかったよ。

ちなみに、花粉用のゴーグルとマスクを装着しての走りです!

いい感じ!

走行距離:40.07km
アベレージ:19.7km/h
最高速度:30.5km/h
タイム:2時間02分

カリフォルニア物語3

カリフォルニア物語3
著者:吉田秋生
発行:1980.3
小学館フラワーコミックス

巻末には、

別冊少女コミック1977.3月号掲載の
『ちょっと不思議な下宿人』

別冊少女コミック1977.7月号掲載の
『どうぞハートの代金を』

別冊少女コミック1978.1月号掲載の
『ヨナの百夜一夜物語』

も収録されています。

(2019 年の17冊目)